公益財団法人合気会 茨城支部道場
 
 
  植芝盛平大先生と大奥様
 
常磐線岩間駅の東、笠間市(旧岩間町)吉岡に合気道の茨城支部道場と合気神社があります。ここは、合気道開祖植芝盛平大先生が昭和10年代に厳しい修行を重ね、合気神社を創建したところで、合気道を完成させた地とされます。開祖自身、ここを「合気道の産屋」と称しており、日本古来の武術から発展し、心身鍛練のための武道「和の武道」として今や世界各地に広がりを見せる合気道の中でも、聖地と云われております。

開祖は「真の武の道は武農一如、武産合気の生命力生産の実践こそが原点である」とのかねてよりの信念に従い、妻はつと共に東京から岩間の地に移住しました。

昭和17年(1942) 58歳

正式に「合気道」と呼称する。大日本武徳会に合気道部設置。妻、はつとともに岩間町へ東京より転居する。

昭和19年(1944) 60歳 秋、合気神社神殿が完成。
昭和20年(1945) 61歳 夏、合気修練道場(現.茨城支部道場)が完成。
昭和35年(1960) 76歳 11月3日 合気道創始の功績により紫綬褒章受章。
昭和37年(1962) 78歳 8月7日 岩間町で「植芝翁武道研修60年記念奉祝合気神社大祭」開催。
昭和39年(1964) 80歳

11月3日 勲四等旭日小授章受章。

昭和44年(1969) 85歳

4月26日、昇神(享年86歳)。正五位勲三等瑞宝章が送られる。
岩間町名誉町民に推挙される。


 合気神社由来記(2005/6/6追記)
 
合気神社由来記
 
合気神社は世界でただ一つの合気道に関わる神社であり 合気道開祖 植芝盛平翁が建立 昭和十八年晩秋に完成しました。
須佐之男大神(氷川神社の祭神) 武甕槌大神(鹿島神宮の祭神) 経津主大神(香取神宮の祭神)をはじめ 開祖 植芝盛平翁の守護神 猿田彦大神 国津竜王 九頭竜大権現 手力男命 天叢雲九鬼沙牟波羅竜王 家津美御子大神 稚産霊命の他 竜王 大権現 大天狗 大菩薩等 四十三柱の大神様が祀られており 年一度の例大祭は四月二十九日に執り行われ 日本国内は勿論 海外からも多数の合気道修行者が訪れ 開祖及び吉祥丸二代道主を偲び 合気道の発展 道場の安全 技術の向上と共に 世界の平和を祈願します

 
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