植芝守央道主特別講習会は、9月19日、20日の両日、公益財団法人合気会茨城県支部道場で開催された。
全国各地から41団体から106名が参集した。
19日の13時から2時間にわたって講習会が行われ、植芝道主は基本技を通して、呼吸法が活かされていること、入身、転換が全ての技に繋がって成り立っている事を指導された。
稽古終了後、植芝道主を囲んでの懇親会が行われた。稲垣繁實道主特別講習会実行委員長、磯山博茨城県支部道場相談役より挨拶があり、道主は挨拶の中で合気道が世界に広く普及していることに言及されながら「第11回となるこの講習会ですが、全国からたくさんの方が参集され、さわやかな気持ちで稽古ができたことは大変嬉しいことです」と述べられた。
水戸合気会の飯島悦男茨城県合気道連盟理事長の乾杯の発声で懇談に移り、各参加団体の紹介や参加者全員での合唱等もあり、会場は盛大に盛り上がった。
20日は10時から2時間の講習会が行われ、前日と変わらず全員が参加した。道場の広さに制限がある中、講習会の参加者は各々熱心に稽古に励み、普段稽古することのない他の団体と交流しながら汗を流した。講習会の最後には、道主より2日間に渡る講習会の総括がなされ、無事に終了した。
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