公益財団法人合気会 茨城支部道場
 
 
 お知らせ (2015/4/3記)
植芝充央茨城支部道場長代行は4月1日付をもって茨城支部道場長に就任いたしました。
 お知らせ (2015/4/3記)
道主並びに充央道場長の指導が行われます。

  道  主  毎週土曜日 17:00−18:00(祭日は無し)
  充央道場長  毎週水曜日 19:00−20:00(祭日は無し)
 茨城支部道場道主特別講習会 (2015/12/3記)
 植芝守央道主特別講習会は、9月19日、20日の両日、公益財団法人合気会茨城県支部道場で開催された。
 全国各地から41団体から106名が参集した。
 19日の13時から2時間にわたって講習会が行われ、植芝道主は基本技を通して、呼吸法が活かされていること、入身、転換が全ての技に繋がって成り立っている事を指導された。
 稽古終了後、植芝道主を囲んでの懇親会が行われた。稲垣繁實道主特別講習会実行委員長、磯山博茨城県支部道場相談役より挨拶があり、道主は挨拶の中で合気道が世界に広く普及していることに言及されながら「第11回となるこの講習会ですが、全国からたくさんの方が参集され、さわやかな気持ちで稽古ができたことは大変嬉しいことです」と述べられた。
 水戸合気会の飯島悦男茨城県合気道連盟理事長の乾杯の発声で懇談に移り、各参加団体の紹介や参加者全員での合唱等もあり、会場は盛大に盛り上がった。
 20日は10時から2時間の講習会が行われ、前日と変わらず全員が参加した。道場の広さに制限がある中、講習会の参加者は各々熱心に稽古に励み、普段稽古することのない他の団体と交流しながら汗を流した。講習会の最後には、道主より2日間に渡る講習会の総括がなされ、無事に終了した。
茨城支部道場道主特別講習会(2015年)
茨城支部道場道主特別講習会(2015年)
 合気神社大祭と開祖・吉祥丸二代道主慰霊祭 (2015/6/1記)
 「合気神社大祭」と「開祖・吉祥丸二代道主慰霊祭」は4月29日午前11時より、茨城県笠間市(旧岩間町)の合気神社で執り行われた。当日は千四百名近くの参拝者が集まった。
 合気神社は修祓に始まり、大祭祝詞、植芝家を始め各界代表の玉串奉奠が行われ、参拝者全員で神言を奏上し、開祖・吉祥丸二代道主慰霊祭に移った。
 慰霊祭は祖霊、開祖・吉祥丸二代道主慰霊祭祝詞の後、植芝家、二代道主所縁の参拝者、参拝者代表による玉串奉呈が行われた後、天津祝詞が奏上された。
 続いて、植芝守央道主が「開祖の創始した合気道の素晴らしさと同時に吉祥丸二代道主を始めとする先達の方々が、この素晴らしい合気道を心血を注いで普及振興した結果130もの国に広がっております。
 日々の稽古を大切にし、開祖を始めとする先達の方々に常に感謝の気持ちを持ち続けることが次世代へ伝えることに繋がってくるのだと思います。
 本日はご多用の中、このように大勢の皆様方にご参拝を頂き本当に有難うございます。心から感謝を申し上げます」と挨拶。この後、植芝充央本部道場長代行による奉納演武、植芝道主による奉納演武が行われ、午後12時半祭典を終了した。
合気神社大祭と開祖・吉祥丸二代道主慰霊祭(2015年)
合気神社大祭と開祖・吉祥丸二代道主慰霊祭(2015年)
 茨城支部道場「鏡開き式」 (2015/3/10記)
2015茨城支部道場鏡開き
 一月十八日正午より茨城支部道場で鏡開き式が開催された。それに先立ち、合気神社月例祭が植芝守央道主のもと茨城支部道場の会員をはじめ茨城県下の会員約九十名が参拝した。
 その後鏡開き式が開催され、道主より年頭の挨拶が「現在開祖植芝盛平翁の創始した合気道は、吉祥丸二代道主をはじめとする先達の方々のお力により世界百三十ヵ国にまで広がっております。これをふまえ私どもは日々の稽古を大切にし、合気道を通じて社会に貢献してゆかなければなりません。皆さん今年もしっかり稽古をしてゆきましょう。」と述べられた。 
続いて磯山博茨城支部道場相談役、山口伸樹笠間市長、上月良祐参議院議員、常井洋治茨城県県議会議員、野口圓笠間市議会副議長、額賀福志郎衆議院議員(代理=秋山太三秘書)より来賓挨拶、祝辞があり、来賓紹介の後、鏡割りが行われた。飯島悦男茨城県合気道連盟理事長の乾杯の発声があり、会は滞りなく和やかに行われた。
道の根幹を大切に
 新春挨拶 (2015/3/10記)
合気会道主画像
合気道道主 植芝守央
 皆様あけましておめでとうございます。
 昨年は公私ともに本当に色々なことが起こり、気持ちも走り回っていたように感じています。また、台風11・12号による豪雨、それによる洪水・土砂崩れ、多くの登山者を巻き込んでしまった御嶽山の突然の噴火など自然災害があり、人の力では解決できない自然の猛威を感じました。その他あまりにもめまぐるしく変わる世の中、平成27年元旦零時・越年稽古中に「おめでとうございます」と新しき年を合気道を修業される皆様とともに祝すことができることが本当に幸せであるとしみじみ感じます。
 公益財団法人合気会にとりまして、昨年すべての大きな行事などを成功裏に終えることが出来、今年も更なる飛躍を望むところです。
 海外においても例年の巡回指導、記念講習会、夏季合宿、演武大会が数多く開催され、本部からの派遣だけでも94回、派遣者109人に及ぶ講習会、巡回指導が行われました。講習会は東欧のアルメニア、ベラルーシ、中央アジアのカザフスタン、アゼルバイジャン等なじみの薄い国々も含め多くの国々で開催されましたが、情報網により開催国の参加者に止まらず広範囲の国と地域からの参加者も多く、合気道の裾野の広がりと充実を感じられるものでした。現在、合気道新聞に、本部からの派遣で訪れた国・市を示した地図が載っておりますがそれだけ全世界に広がっているという証ではないでしょうか。
 現在合気道は国内外130ヶ国の地域で開祖植芝盛平翁の技と哲理が理解され、多くの愛好者が稽古に励んでおります。前回調べた時は95ヶ国でしたので、それから新たに35か国輪が拡がったことになります。
 世界130カ国にまで広がった合気道ですが広がれば広がるほど主軸をしっかりとさせ、「道」の根幹を守ってゆかなければなりません。合気道の精神、技を正しく継承してゆく事こそ最も大切にしてゆかなければならない事です。基本を忠実に心身の錬成を積み重ねて行くということを大切にしていただきたいと願っています。
 大きな組織となってくればくるほど、道を追及するということと並行して、組織全体を様々な角度から眺め、管理していかなければなりません。
 戦後まもなく、戦火を免れた道場で一般の方々へ広く門戸を開いた合気道ですが、母が私を背負いながら道場の受付などしていた時代から60年以上経った現在、世界130ヶ国にまで大きな輪が拡がったわけです。合気道そのものは月日が経とうとも変わるものではありませんが、歴史を重ねていくほどに組織としての様々な記録・管理は必要になってきています。たとえそれが血の通わない機械的なものであろうと、膨大な資料と歴史の記録、会員のためのデーター保存・管理は、あくまでも合気道という道を守り、受け継ぎ、伝達するための組織として必須であると痛感しております。合気道という道の歴史を公益財団法人合気会という組織として正しく管理してゆかなければならないと思っております。勿論、道主個人としては、見聞きすることを始めとする人間本来の五感を大切に道を求めていくつもりです。
 さて、今年は未年です。「群れをなす羊は、家族の安泰を示し、いつまでも平和に暮らす事を意味しています」とあります。合気道一家もしっかりと中心に寄り添い、穏やかにそしてじっくりと、皆様とともに堅実に歩んでいきたいと思います。
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