「合気神社大祭」と「開祖・吉祥丸二代道主慰霊祭」は四月二十九日午前十一時より、茨城県笠間市(旧岩間町)の合気神社で執り行われた。当日は1600名近くの参拝者が集まった。
合気神社は修祓に始まり、大祭祝詞、植芝家を始め各界代表の玉串奉奠が行われ、参拝者全員で神言を奏上し、開祖・吉祥丸二代道主慰霊祭に移った。
慰霊祭は祖霊、開祖・吉祥丸二代道主慰霊祭祝詞の後、植芝家、二代道主所縁の参拝者、参拝者代表による玉串奉呈が行われた後、天津祝詞が奏上された。
続いて、植芝守央道主が「本日はご多用の中このように大勢の皆様にお参りして頂き心から感謝申し上げます。開祖が亡くなられて48年、吉祥丸二代道主が亡くなられて18年の歳月が経ちました。この間、世界130数か国まで広がっております。これから私どもはこの素晴らしい合氣道を正しく次の代次の代へと繋いでいくことが責務だと思います。そのためには日々の稽古を大切にしてしっかりと歩んで行くことだと思います。皆様方本日は本当にありがとうございました」と挨拶。この後、植芝充央本部道場長、植芝道主による奉納演武が行われ、午後十二時半祭典を終了した。
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