公益財団法人合気会 茨城支部道場
 
 
 道主を囲む会 (2019/12/1記)
 令和元年十二月一日午前十一時より、同年最後の合気神社月次祭が執り行われた。
 植芝守央道主は合気神社にて祝詞を奏上され、約一一〇名が共に参拝し、その後記念写真の撮影を行った。
 続いて正午より、例年の「道主を囲む会」が茨城支部道場で開催された。
 まず主催者の飯島悦男茨城県合気道連盟理事長が挨拶を行った。続いて常井洋治県議会議員、来賓の今泉寛教育委員会教育長、磯山博茨城支部道場相談役など多くの方が祝辞、挨拶を行った。
 続いて、道主は「現在140の国と地域、国内には約2500の道場にて合気道が広まっておりますが、これも本部道場、茨城支部道場、各地域の指導者の皆様とが一丸となっている為だと思います。
その中で本年いきいき茨城ゆめ国体2019の一環として当道場敷地内にて演武大会を行えたことは、茨城県内での合気道の理解をさらに深めることができた証と感じております。来年もまたよろしくお願い致します。」と挨拶された。稲垣繁實茨城支部道場総務部長の音頭で乾杯を行った。
県内の道場からも多数の参加があり、会は親睦を深め滞りなく行われた。。
 天皇陛下御即位記念 第74回国民体育大会 (2019/7/28記)
いきいき茨城ゆめ国体2019デモンストレーションスポーツ合気道

日時:令和元年8月25日(日)
開始式:17:00 演武開始:17:30
会場:笠間市合気道特設会場(合気会茨城支部道場敷地内)
※入場無料

http://www.aikikai.or.jp/pdf/2019/kokutai.pdf

大会関連連絡先:いきいき茨城ゆめ大会笠間市実行委員会事務局
TEL 0296-77-1101
 訃報 (2019/6/5記)
 茨城支部道場指導部 渡引好文師範が平成31年4月8日に逝去いたしました。
昭和24年に入門されて以来、茨城支部道場を中心に合気道の為尽力されたことに深謝し、ここに謹んでお知らせ申し上げます。
 合気神社大祭 (2019/6/4記)
「合気神社大祭」と「開祖・吉祥丸二代道主慰霊祭」は4月29日午前11時より、茨城県笠間市(旧岩間町)の合気神社で執り行われた。当日は1600名近くの参拝者が集まった。
 合気神社は修祓に始まり、大祭祝詞、植芝家を始め各界代表の玉串奉奠が行われ、参拝者全員で神言を奏上し、開祖・吉祥丸二代道主慰霊祭に移った。
 慰霊祭は祖霊、開祖・吉祥丸二代道主慰霊祭祝詞の後、植芝家、二代道主所縁の参拝者、参拝者代表による玉串奉呈が行われた後、天津祝詞が奏上された。
 続いて、植芝守央道主が「本日はご多用の中、開祖植芝盛平翁50年祭、ならびに吉祥丸二代道主20年祭に国内外からこのように大勢の皆様にお参りをして頂きまして本当に心から感謝を申し上げます。開祖植芝盛平は昭和44年4月26日に、そして吉祥丸二代道主は平成11年1月4日に亡くなられました。この開祖の亡くなられてからの50年の間、合気道は吉祥丸二代道主をはじめとする先達の方々のお力により、また、現在合気道に真摯に取り組んでいらっしゃる皆様方のお力によりまして世界140の国と地域に大きな広がりを見せております。これからも開祖の創始した素晴らしい合気道の理念と技法を正しくしっかりと繋げ次代に反映していく事が私たちの役目だと思います。そして、合気道の心を生かして社会に貢献していく事も大切だと思っております。そのためには私どもはまず日々の稽古を大切に前を向いてしっかりと歩んでいく事だと思います。そのことをお誓いしながら本日お集まり頂いた皆様に感謝の心を差し上げたいと思います。本日は本当にありがとうございました」と挨拶。この後、植芝充央本部道場長による奉納演武、植芝道主による奉納演武が行われ、午後十二時半祭典を終了した。
合気神社大祭
合気神社大祭
 合気神社例大祭前の清掃奉仕作業 (2019/6/4記)
 合気神社例大祭前の清掃奉仕作業が4月14日午前9時から行われ、茨城県合気道連盟傘下の20団体と本部道場指導部、本部道場幹事、茨城支部道場の会員154名が参加した。
 清掃は各班に分かれて神社境内・神社・道場周辺の草刈や落ち葉拾いを行い、12時30分頃に終了した。当日は天候に恵まれ、また茨城支部道場敷地内の桜が満開ということで清掃終了後、参加者は花見も楽しんだ。大祭前ということもあり、参加者は清掃作業に一生懸命に取り組んでいた。奉仕作業に参加された皆様に心から感謝申し上げます。
 茨城支部道場鏡開き式 (2019/2/15記)
茨城支部道場鏡開き式
 茨城支部道場鏡開き式が1月20日正午より茨城支部道場にて行われた。植芝守央道主、植芝充央道場長はじめ、同道場会員、茨城県合気道連盟傘下14道場会員はもとより本部道場会員からの参加もあり総員約100名の式となった。
式の前には今年初めての合気神社月例際が執り行われ、道主の祝詞奏上のもと参加者全員が参拝し気持ちを新たにした。
 鏡開き式は始めに道主より年頭の挨拶があり「開祖が逝去されてから50年、吉祥丸二代道主が逝去されてから20年という節目の年となりました。この間に合気道は、先達の方々のお力により、世界約140の国と地域にまで広がり多くの方々が日々稽古されています。今後は良い形で次代に繋げていくことが私たちの責務だと思います」と述べられた。
 続いて磯山博茨城支部道場相談役、山口伸樹笠間市長、常井洋治茨城県県議会議員・茨城県連盟会長より来賓挨拶、祝辞があり鏡割りが行われた。
 直会は各団体を紹介しながら賑やかに進行し、最後に植芝道場長が「茨城国体では連盟傘下の道場のご協力が必要となりますのでよろしくお願いいたします」と挨拶され、平澤憲次全国高等学校合気道連盟会長の挨拶の後、式は和やかに終了した。
心からの感謝
 新春挨拶 (2019/2/5記)
合気道道主 植芝守央
合気道道主 植芝守央
 あけましておめでとうございます。
 昨年は地震、大型台風の災害、また異常なまでの酷暑などの天変地異ばかりでなく、世界中が目まぐるしくうねりを持って動いていたように思います。そのような中においても、(公財)合気会は無事に1年を終えることが出来、こうして新年を迎えることが出来ます事に感謝しております。
 昭和から平成の元号となったまさに当日、粛々と奉納演武と免状授与式が執り行われたひっそりとした鏡開き式が昨日のようによみがえってまいります。今年は今上陛下が4月30日をもってご退位なさり上皇となられます。この日を限りに平成の元号も終わり新しい時代へと変わってゆきます。いつもの一年とは心持が異なって感じられますが毎年繰り返し行われる(公財)合気会の行事、海外への派遣は淡々と実施してゆくことになんの変りもありません。滞りなく終えることが一番であると思っております。
 今年、60歳以上を中心とするスポーツと文化の祭典である全国健康福祉祭=ねんりんピックが和歌山県で開催されます。合気道創始者である植芝盛平翁の生誕の地である田辺市では合気道、弓道、サッカーの交流大会が開催されます。
 ねんりんピックは昭和63年に始まって以来、毎年各都道府県持ち回りで開催されており、今年は31回目の大会となります。スポーツ・文化のふれあいを図るため、競技大会としてではなく交流大会として行われるとのことですので、「和合」の心を重んじております合気道にふさわしい祭典と言えましょう。また、こうして、60歳以上の豊富な人生経験をお持ちの方々に光をあてることは、高齢化社会と言われる時代に、健康に生きることの大切さを感じさせる前向きな取り組みだと思います。
 昨今、合気道を長く続けられながら年を重ねた方、また仕事をやめられてから合気道を始められる方が多く見受けられます。合気道に限らず他の武道・スポーツ・文化においても然りです。ねんりんピックはそうした方々への励みになる交流大会となると思います。
 平成へと元号が変わった年、植芝吉祥丸二代道主は道統を継がれて20年に当たる年でした。奇しくも平成から新たなる元号となるこの年、私も道統を継承し20年となります。この20年と言う節目に、これまでのすべてに感謝の気持ちで一杯ですが、特に先祖への?感謝”を強く感じておりますおります。
 曾祖父植芝与六の支えがあって合気道を創始した祖父・開祖植芝盛平翁、合気道を組織化し世に広げた父・吉祥丸二代道主。その流れを変えずにより広く、正しく輪を広げんと努力している私がおり、それを受け継ぐために日々修業している息子充央がいる事。このすべてに感謝の気持ちで一杯です。
 どのようにAI(人工知能)が進んできても、先祖を敬い、先祖に感謝し、それを受け継ぐことに努力することは、人間としての一番大切にしなければならないことだと思います。どのように時代が変化していこうとも、人間としての私の中には先祖の血が脈々と流れているのです。
 現在140の国と地域にまで合気道は広がっております。創始者を敬い、大切にすることが現在のこの広がりを築いてきたのだと思います。
 この新しい時代に向け、合気道の心を大切に、常に感謝の心を持ち、謙虚に、素直な心で、明るく前向きに、情熱を持って突き進んでいきたいと思っております。亥年ではありますが、猪突猛進ではなくゆったりとした心でしっかりと歩んでまいりたいと思います。
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