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千歳忍の独り言

なんでも解説!

2001年 10月

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もくじ

10月14日・・・・・液晶とAthlonXP
10月15日・・・・・バックアップ
10月20日・・・・・YahooBB
10月23日・・・・・ADSL規格とその種類
10月30日・・・・・YahooBB(2)



10月30日
YahooBBその後

 調べたところ。

 千歳宅はISDN(INS64)だったのですね。
 今月頭に、ISDN→アナログへ切り戻し工事をしてくれというメールが来たのですが、一向に繋がらないため、ほとんどクレーマー状態でメールを投げつづけていたんですが。ようやく真相がつかめました。

 ISDNは後回し

 が、基本だったようです。
 ISDN→アナログ切替えのメールが送信されたというのは、YahooBBの受け入れ態勢が出来たというだけで、別に何やら本当に準備が出来たってわけではないようなんですね。一番笑ったのが、ISDN→アナログ切替えをした時点で、申し込みの一番最後に並びなおすという事。
 何か? あの待ち行列の最後に並びなおせと抜かすか!
 その時点で収容局の空きがなくなれば、また増設工事待ちと言うこと。となれば、実際の開通はいつになるのか分からない、というのが事実のようです。

 ですので、千歳のように、あのメールを信じてアナログに切替えてしまうと、放置プレイされちゃうわけですよ。3週間~1月はザラ。局の空き具合によっては、いつ開通するとも分からない状態のまま、アナログ回線で過ごさないとダメなんですよ。
 キツイっすね。
 私は、昔から使っていたアナログモデムが部屋に転がっていたので(しかも、2台)なんとか、インターネットに接続する事が出来ますが、人によっては全く音信不通になる人も多いのではないでしょうか?

 人によっては、YahooBBからADSLモデムだけがポツンと送られてきて、接続してもいいのかどうかも分からない、とか。
 このまま行くと、課金システムも怪しそうです。
 ほぼ間違いなくトラブルに見舞われるでしょう。本申し込みにさかのぼって課金されたり、ずっと課金が無かったら、後からまとめて請求されたり。ああ、恐い恐い。

 というわけで、私はキャンセルして、フレッツADSLにします。8Mbpsやってるなら、どこでもいいです(笑)
 きっと、退会したら、ADSLモデム送ってくるんだろうなぁ。
 (10/29 10:35分退会処理をしました。受理のメールい居つ来るかは謎です。そのまま、日本テレコムのJ-DSL申し込みをしました。フレッツADSLより安いから。YahooBBが回線握ってなければいいのですが。解約しても回線放さないこと多いみたいですしね)

 心得

 ・アナログの人は、(局に余裕があれば)案外スムーズに登録される可能性高い。
 ・ISDNの人は、あらかじめアナログに戻してから申し込む。アナログでも耐えられる環境を用意しておく。
 ・長期間待つ覚悟があれば、ISDNのまま申し込み、ISDN→アナログ切替えの指示は無視する(笑)(NTT西日本は同日工事なので、NTTに従えばよい)
 ・いかようにおいても、トラブルは免れないと思ったほうがよい(笑)
 ・退会後もトラブルと思って間違い無い。

 他も値段下がってるから、YahooBBで無くてもいいじゃない?という気分です。
 それに、今期のYahooの業績(というか売り上げ)は非常に伸びているようにみえますが、YahooBBのおかげ、みたいな事言ってます。そんな事、あるわけがない! あれは、輸入したADSLモデムを子会社に売りつけて売り上げを確保しているだけで、恐ろしい額の設備投資などが見えていません。
 このまま、評判の悪さにユーザー数が伸び悩み、値上げ、最悪手のひらを返したように清算なんてことも十分に考えられます。先のことを考えると、あまりYahooBBに依存しないほうが懸命なのかなって思ってしまいます。
 もっとも、ユーザー数が増えて安定するという考察もないこともないんですが、ナイでしょう(笑)

 先日YahooBBとメールのやりとりをしてたのですが、最後に、「今の千歳のステータスを教えれ」と書いたのに「申し込みの最終変更調整状態です」だって。だから、それが何かを聞きたかったのに!
 もう、アナログに戻って1ヶ月。
 耐えられません。
 さようならYahooBB。もともとYahoo好きじゃなかったけど、今度ので決別を決心しましたよ。トホホ。

 いえ、全てが悪いわけではないのですよ。確かに安いですし、すんなり開通している人も多いですから。
 でも、サポートへ電話はないし(11月から開始)、NTTにゴネてYahooBBのサポートの電話番号を聞き出して、問いかけて文句を言うと、「いやぁ、私だったらもう止めてます」ってサポートの人が言うぐらいですしね。
 ドカンと発表して、準備期間もなくスタートしたサービスは、絶対トラブルんですよ。私も開発で一度経験しましたが、設計ができていない、スタッフの教育ができていない、あとからミスが発覚する。ユーザーを置いてきぼりにする。などなど。
 まさに、その典型だと思うんですね。

 落ち着くまで、あと1年(以上)かかると踏んでいます。はい。

 他人から聞いて面白かったのは

 ・本文のないメールがちらほら届く。
 ・挨拶と署名だけのメールが届く。
 ・ひな形ママのメールが届く(宛て名が***のまま)
 ・開通もしていないのに、システムメンテナンスのメールが届く。
 ・全く影響のない他県のメンテナンス情報が届く。
 ・解約したのに回線を握られたまま。
 ・申し込んだだけで、いきなりモデムが送られてくる。
 ・他人宛のモデムが届く。
 ・勝手に申し込みが解約されている。
 ・折り返し電話と言われたが、全く電話がない。
 ・折り返し電話がかかってきたが「電話だけしろ、と言われた」と言い、質問のことすら知らない人が電話を掛けてくる(連絡をよこせ、と、質問に答えろ、の意味が分かってない?)
 ・開通した後、他人の共有フォルダがまる見えになる。


 千歳が経験したのをまとめておくと

 ・申し込みを放置される。
 ・クレームのメールを出すと「ありがとうございます」としか返事がない。
 ・入力しろと言われたフォームが存在しない。
 ・「修正ボタンを押せ」と言われたが、どこにも「修正ボタン」などない。

 ねぇ? プロバイダ業として、これら、許せます?

 あと、1~2週間で開通です。と言われてからでさえ2ヶ月そのまんまですよ。コレで解約しても、違約金払う気ないんですけど、払わなくていいですよね(笑)
 現在使ってるプロバイダのコース変更の手間と、アナログに戻ってからの電話代を逆に請求したいぐらいの気分だ(^^;)

本日のキーワード 「Yahooのおかげで今月はコラムがいっぱい書けたよ」


10月23日
Yahoo!BBのバk(以下略)


 ADSL

 まだ来ないっすよ(最近こればっかり)
 YahooBB。解約しようかしら。トホホ。でもね、今解約すると違約金がかかるから、どうしようもないのが実情なのよ(...ぐったり)
 電話線をISDNからアナログに切替えてから、早20日。
 昔使っていた、超高速28.8kモデムが、今さらながらに大活躍するとは。ダイアルアップだけで20秒(我慢できねぇ)、自分のページを表示するのに20秒(堪えられねぇ)、Flashのコンテンツでも見ようものなら、10分は余裕で待機中です(うぎゃ~!) おっきなフリーソフトダウンする間、風呂入って、飯食って、それでも終わらなくて、おもわず、うつらうつらと居眠りをこいてたら、見事ばっちり回線は繋がったまま。オー!ノー! フレッツなんて文明の利器がないのよ。アナログ回線ちゃん(ばたっ) この間の接続にかかる電話代の負担が重くのしかかるわ...

 Gifアニメ見ようとしたら、2.8MBもあったのよ(笑)
 あれはキツかったわぁ~

 とまあ、ヘタレなYahooBBの話はさておき。
 ADSLというのは、速くて、従来の電話線(アナログ公衆)で使えるというのは、皆さん御承知の事と思います。
 ADSLには、フルレートとハーフレートがあって、北米仕様と、日本仕様があって....と考えてくると、だんだんごちゃごちゃになってくるでしょう?
 ということで、資料からまとめて見ました。

 ITU-Tの勧告

 G.992.1は通称G.dmtと呼ばれる。俗っぽく言うと「フルレート」。速度は、下り8Mbpsとなります。当然、速度が速いのが特徴です。ただし、ピーク性能を維持できる距離がやや短く、スプリッタと呼ばれる通常電話が必要とする帯域と、ADSLで使用する帯域を分ける装置が必須となります。
 G.992.2はG.liteと呼ばれ、フルレートに対して「ハーフレート」と呼ばれます。下り1.5Mbpsです。ピーク性能を維持できる距離がG.dmtより若干長く、使用する帯域を上手に分けてあるので、スプリッタを必要としない規格です。しかし、スプリッタを付けた方が安定することも多く、価格も安いので余り意味のある特徴ではありませんね。
 ほほう、なるほど。ADSLには、2種類あるのか。速度が違うし、分かりやすい。
 と、ここで終われば万事OKだったのですが、そうも行かない現実があります。
 (ITU-TとはInternational Telecommunication Union-Telecommunication sectorの略で、ITUの下部組織として、ITUの機能のうち、通信関係の標準化を担当している所)

 Annex(おまけ)と呼ばれる存在です。
 Annexは、国ごとの環境に合わせた修正を定義したもので、Annex Aがアメリカ向け、Annex Bがヨーロッパ向け、Annex Cが日本向けとなっています。国内のISDN網に対する干渉を低く押さえるなどの工夫がなされています。
 もっとも、Annex B仕様のものは見かけたことがありませんので、この際除外します。日本で一番利用が多いのがAnnex Cになるのですが、アメリカなどで使われる機材が安いためにAnnex Aを採用している所も有る訳で、

・G.dmt Annex A
・G.dmt Annex C
・G.lite Annex A
・G.lite Annex C

 の4種類が有る計算になります。
 これまたG.lite Annex Aというのは聞いた事がないので、これを除く3種類がメジャーな存在と言えるでしょう

・G.lite Annex C
 フレッツADSLが代表格。1.5MbpsのADSLと言えばコレに間違い無い。J-DSLなどもこれに含まれる。

・G.dmt Annex C
 8Mbpsの接続サービス。アッカや、イー・アクセスなどの8Mサービスがこれにあたる。

・G.dmt Annex A
 8Mbpsの接続サービス。Yaho!BBが採用している。ISDNとの干渉を強く懸念し、他社は今のところ静観している。

 xDSLは研究開発という意味では思いのほか歴史が有るのですが、実用されはじめたのは、ここ数年と日が浅いのです。VDSLや、ReachDSL、SDSLそれ以外にもまだまだ研究されているxDSLはたくさん有ります。98年4月に初めてコラムで紹介したDSLが、こんなにも普及が早いとは思いませんでした。

 ADSLモデムですが、売り切りちらほら見かけます。
 品切れのときは、こぞって秋葉原で買い求めた人も多かった(と言うほど出まわってないですが)ようですが、千歳は、レンタルを強く勧めます。
 相当に安くなれば別ですが、ADSLモデムのレンタル代は安いです。企業もリースでしょうから4年ぐらいで償却できるような価格です。
 「4年も使いますか?」
 新しい規格が出来てたり、微妙な調整の末、新しい収容局と相性が悪くなっていたり。
 更に、今後FTTH(光ファイバ)が一般的なると思いますが、一部地方や、そこまでの帯域を必要としない人などがADSLを使いつづける可能性もあります。
 判断に難しいですが、陳腐化が早いこの業界ですから、レンタルで様子を見て、リースの切れた放出品などを激安で入手できるのであれば、購入してもいいのかなって思います。

 てな感じで、自分の使うOR使いたいサービスがどの規格を採用してるか、おわかりになって頂けましたか?

 サービススタート時は、モデム(ブリッジ)タイプ、ルータータイプ選べたりしたんですが、PPPoEやPPPoAなんてのもあって、ADSLモデム自体にルーター機能を持たせないのが最近の主流となっています。ローカルルータも急激に値段が下がってきてますから、あまり自由度の高くないADSLルータなんぞない方がGOODです。

 たとえ1台しか繋がなくても、USBタイプや、ADSLモデム直結は避け、ちゃんと、セキュリティを確保した形で運用するように心懸けましょう。でないと、YahooBBのようにブロードキャスト投げたら、そこいら中から返ってきたなんてことになりかねませんから(ネットワークコンピュータからネットワーク全体を開いたら、コンピュータがいっぱいということ) < 前回のコラム参照のこと。

 本日のキーワード「千歳の回線、今年中にYahooBB開通するのか?」


 10月20日
 東急ハンズにお買い物♪

YahooBB

 ネットワークコンピュータを開いてみたら、自分の知らないコンピューター名がいっぱい...?
 繋がってる別のユーザーが見えてしまうのだとか(一部地域?)
 コレが本当だとしたら大問題ですね。以前も、どこぞのケーブルTVのサービスで同じようなことがあったり、インターネット接続対応マンション(インターネットマンションと書くには抵抗あり)で、繋がってるPCが見れちゃったり。
 YahooBBの場合、ADSLモデムはブリッジであり、ADSLモデム側でフィルタリングしてくれたりしてくれないんですよ。ですから、別途、ローカルルーターを置くなり、パーソナルファイヤーウォールを立てて、みずから防ぐ必要があります。

 それ以前に、ワークグループの名称変更しようよ。
 共有するなら、パスワードぐらい掛けようよ。

 来犬的の10月13日の日記にあって笑ったのですが(コレ読まないと、以下の話がよくわからないかも)
 「まる見えのパソコンのデスクトップに「あなたのPC見えてますよ.txt」を置いてきたんだよ。次の日見たら、そのファイルは消されてたんだけど、共有はそのまま」
 恐い!恐いよ!ひ~!
 そんなファイルを置かれた人は、

 「ハッキングされた!」
 と、大騒ぎ。

 「なんじゃこりゃ。捨て」
 と、何も気がつかず。

 のどちらかではないでしょうか。

 そんなPCがごろごろ見えるって言うんですから、CodeRedが猛威を振るう理由、分かったような気がします。つうか、広まって当たり前(ぉぃ
 ネットワークコンピュータから一覧が、ずらずらPCが見えるということは、それだけの人がファイル共有サービスを使っているということ。入れない所も多かったという事はパスワードを掛けているか、サービスは動いていても実際に共有していない可能性が高い。(Windows2000などは、デフォルトで共有サービスが入る)
 ということは、NT系列のOSを使っている人も多いと考えられる(Windows9xでわざわざ共有掛けて使わない人も少ないでしょう)
 ということはですよ、C$などの隠し共有設定に向かって、Administratorでログインを試みれば、結構な確率で入れるのだと思うのですよ。(やるなよ!)
 RPC(リモートプロシージャ-コール)で使うからって、切り捨てられない共有があるってのはどうかと思うよ>MS

 他にも。
 HUBに繋いで、複数のPCからPPPoEセッションを立ち上げると、それぞれに別々のグローバルアドレスをフってくれるという大盤振る舞い的な所もありますし、YahooBBのシステム管理はまだまだって言うか、全然って感じがしますね。

 近況

 9月末にアナログに切り替えろ、とメールが来た千歳のYahooBBなんですが、日にちが決まったら、入力しろと書かれたページが無いんですよ。セキュリティーキーを入れた後会員専用ページに入れるハズなのに、思わず同じ画面に戻されちゃうんですよ。お粗末状態っす!

 そして、3~4日して再送されてきたメールには、同じ文言が。
 う~ん、しゃあない、とおもい、アクセスすると、ページは存在してる。おお、一歩前進。切替え日と新しい電話番号を記入し、Submit。わくわく。これで決まったかな?

 と思ったら、最初の案内から2週間経ってもなんの連絡も無いので、再度同じフォームに記入してみる。と、何度やっても「切替え日」が記入できない。をぃをぃ。ダメじゃん。

 さらに3日後、下を除いて全く同じメールが来る。

>このたびはご案内致しましたURLにアクセスする事が出来ず、
>大変申し訳ございませんでした。システム上の不備が解消致しましたので
>再度アクセスして頂き、ご入力をお願いいたします。

 「局内工事が完了しました! あと1~2週間ほどでYahooBBが開通します」

 とメールがきてから、既に2ヶ月。
 申し込んでから、4ヶ月半。
 ステータス確認画面で見ると、局内工事「申請中」のまんまなんですけど。

 今月に入って申し込んだ友人のフレッツADSLが既に開通してるんですが。私は、いかがしたらいいのでしょうか?

 本日の微笑み 「コーヒー豆買ってきました。おいしー」


10月15日
まさに「秋晴れ」な一日


 バックアップ

 年末商戦も始まっていますね。各社とも秋モデルが登場しています。
 また、WindowsXPの無償アップグレードのついたものもあり(メーカーの負担は大変でしょうね)XPが出たら買い替えようか、と思っている人も多いのではないでしょうか。
 マシンごと交換となるとバックアップが大変。
 LANで繋いで、後からファイル転送しちゃえばいいや~ という人はいいのですが、買い替えと同時に、旧マシンを知人に譲る約束になっていたり、新しいマシンを買おうとすると、なぜか、部品が壊れてしまったりします(PCが拗ねるという現象が報告されています)

 なにはともあれ、バックアップは自分の資産を守る大切な行為です。
 HDDがクラッシュしてから、レジストリエラーでWindowsが起動しなくなってから「たすけてぇ」と言っても遅いのです。言われたほうも困るのです。
 「できるだけなんとかするから、必要なファイルバックアップして」と言っても「何が必要か、わかんないよぉ」と言われたら、問答無用でフォーマットです。
 以前にもバックアップの話をしたことがありますが、おさらいということで、もう一度書いてみたいと思います。

 保存ファイルをまとめる



千歳
のバックアップフォルダ(抜粋)

 バックアップとは、何ぞや。
 それは、保存しておくべきファイルと、そうでないファイルを正しく把握しておくことではないでしょうか。その上で、バックアップというオペレーション(操作)をいかに簡単にするか(検索性を上げたり、ミスをなくすように保存する)という所と思います。

 アプリケーションは、再インストールすれば問題ないので、わざわざバックアップを上げる必要はナシ。ただし、そこから作成されるファイルは大切なのでバックアップする
 普段作成しておくファイル。たとえばWordの文章や、Excelのシート。テキストファイル。デジカメで撮った写真。多岐に渡ります。アプリケーションのインストールされたフォルダにデフォルトで保存しようとするものは、バックアップの観点からは面倒なので、なるべく、共通の場所に保存する癖をつけたほうがいいと思います。
 MyDocumetsでもどこでもいいのですが、そこに、分類わけをして、保存していくといいでしょう。どういった分類分けがいいのかはケースバイケースですね。
 個人利用の場合はファイルの種類で分けておくといいでしょう。
 仕事の場合は、プロジェクト単位や、顧客単位でまとめておくと便利かと思います。

 インストールの必要のないソフト(主にフリーソフト類)を多く利用している人は、ProgramFilesフォルダではなく、別途Toolsなどフォルダを作り、そこに展開しておくと便利です。ProgramFilesは、他にインストールされるものが多く、どれが必要なのかわかりにくいです。見落としてしまいますので、ProgramFilesの中でも、どこでもいいので、別のフォルダを作り、その中にまとめておきましょう。
 そうすれば、小物ツール類は全部まとめてバックアップできますから。

 データが累積されていくアプリケーションは、データを定期的にコピーしておきましょう。メーラー(メールソフト)や、ICQなどのインスタントメッセンジャーなどがコレにあたります。
 ・Outlook Expressは通常、C:\WINDOWS\Application Data\Identities\{キー}\Microsoft\にデータが格納されていますので、コレをコピー。もっとも、バックアップ向けのツールもあるのでそれを利用するのもOKですね。OSなどの再インストール後、フォルダの内容を上書きすれば元に戻ります。
 ・Beckeyは、レジストリRimArts以下をバックアップしておき、ファイルのリストア後にレジストリを戻すと使えるようになります。
 ・ICQは、ProgramFiles\ICQごとコピーしておきます。OSの再インストール後は、ICQを再度インストールし、日本語パッチなどをあて、もともと稼働していた状態にまで復旧させたあと、ファイルを上書きで戻すと、コンタクトリストなどもそのままの状態で再度利用できます。メッセージの履歴もそのままですので、便利です。

 これらのフォルダごとコピーを取っておくものは、LHaなどの圧縮ソフトで1つのアーカイブにまとめておくと管理が楽というのは、言うまでもありません。

 ダウンロードしたフリーソフト、ドライバ、パッチなどは、分類分けしておくと、再度利用するときに便利でしょう。特に、ドライバは内容を展開しておくと、再インストールのときに威力を発揮します。
 また、CD-ROMなどに入っているドライバなども、HDDのバックアップフォルダにコピーしておくと、肝心な時に肝心なCDが見つからないという笑えない状態を回避することができるのでおすすめです。

 バックアップをまとめておくフォルダも作りましょう。
 通常使うファイルをまとめておくフォルダや、フリーソフトやドライバをためておくフォルダ。忘れてならないのが「お気に入り(Bookmark)」これも、忘れがちです。
 フォントも、追加で入れておくものは分かるようにしておきましょう。フォント集から全部まとめて入れてる場合はいいのですが、あっちからそっちから、フリーのフォントも! なんてなると、管理できませんので、良く使うフォントも、バックアップフォルダに入れておくといいでしょう。
 必要であれば、「送る(SendTo)」の中や、「スタートメニュー」、「デスクトップ」にもファイル置きまくりの人も多いですから、これも忘れずに。

 と、以上の事ができていれば、バックアップなんて簡単。
 CD-Rや、それ以外のメディアにぽいっとデュプリケートしておけばいいのですから。LANで結ばれているのなら、お互いにまとめておいてもいいでしょう。

 HDDもいきなり完全に読めなくなることは少ないですけど、肝心のバックアップフォルダが逝ってしまう可能性もあるわけですから、確実に別のメディアに分けておくのがいいと思います。
 DOSからの復旧を目指すのであれば、ロングファイルネームが引っかかります。バックアップフォルダごとアーカイブしておくといいでしょう。フォルダ単位でまとめておくと、便利もいいのではないでしょうか。

 どうですか?
 今さら始めようとすると、非常に面倒に感じると思います。
 でも、これも習慣にしてしまうと、それほど苦痛ではないどころか、気にならなくなるんですよ。
 今、日本人に足りない危機管理(笑)をちょっとアップさせる小技、試してくださいな。

 本日のキーワード 「失ってからでは遅いものが多すぎる。失わないと気がつかないものも多すぎる」


10月14日
点多角、ウマ超える飽き(謎)

 液晶ディスプレイ

 安くなってきました。
 中級機のCRTを買うぐらいだったら、入門用の液晶買っちゃってもいいかな~という気分にさせられます。
 実際、メーカー品はスリムデスクトップに液晶ディスプレイが定番です。設置面積や、消費電力の面でもいい感じ。これはやっぱり買わねばならないのか?! と、自らの物欲を高めている気がするのは気のせいでしょうか。

 ただ、千歳はいいCRT持ってるんですよ。そんなに買い替えるデバイスではないので、思い切って買っちゃったんですね。
 まだ、使いはじめて1年ちょい。買い替えるにはもったいない。マルチディスプレイも魅力ですが、2画面も置くほどの余裕がないのが実情です。
 いずれは液晶が当たり前になる時代が来るのでしょうね。
 画素密度200ppiなんていうのは、液晶でしか到達できません。
 13インチのディスプレイを搭載したMacが72dpi。Windowsの標準が96dpi。17インチのCRTディスプレイで1600×1200とかやると、130ppiぐらいまで行きますが、もう限界。ここのパーツが小さすぎて見えません。文字自体はフォントサイズを大きくすることで対応できますが、ウィンドウを閉じる×印なんて、豆粒どころか、米粒以下です。あんなん、通常のマウス職人でもなきゃ押せませんよ。ホント。
 Windowsを含め、多くのOSが200ppiなどという密度を想定していないため、私は、もう少し待つつもりです。
 液晶独特の色合いも、だいぶ自然になってきましたが、CRTと発色できる色分布が違うので、どうしても違和感があります。それに、省電力といいながら、大画面になると、バックライトの消費電力も馬鹿にできないんですよ。
 あと、気になっているのが、バックライトの耐久時間。どうしても、CRTディスプレイより性能が低い。昔のなんて2000時間で照度半分とかですよ。1日8時間使うと250日で寿命です。オフィスだと、休日を考えてぴったり1年ですね。最近のは何時間持つんでしょ。カタログにあんまり書いてないんですよね~。

 現在の200ppiを越える機種は、特殊用途向けだったりで、接続も特殊(マルチモニタ扱い)で、価格も150~200万と、桁が違います。でもねぇ。せっかく買うならこのクラスがほしいじゃないですか。
 というわけで、新しく買う人、買い替え、買い増しの需要がある人は液晶速攻GET!しましょう。
 千歳は、今のCRTが寿命を迎える頃に安くなった液晶を買いますです。

 新型Athlon誕生

 AthlonMPと何が違うんでしょ。
 というツッコミはさておき、パルミノコアのAthlon。AthlonXPがリリースされました。製造プロセスに変更はありませんが、ハードウェアプリフェッチ、SSE互換の3D NOW! Professionalを搭載したあたりが目新しいところですか。
 こんなWindowsにこびた名前にしなくてもいいのにねえ。昔から、AMDはネーミングが下手で、主旨を一貫しないというくせがあります。Athlon4とか。
 それはさておき。
 従来のAthlonも十分に速かったのですが、これでPentium4に対しても十分な競争力を得るようになりました。
 旧サンダーバードコアより10%程度は高速化されているようですので、AthlonXP1.5GHzは、Athlon1.65GHzと同等ということになります。細かいところは、そこら中でレビューされているので、ここでは簡単にすませます。
 驚いたというか、笑ったのがP-Ratingの復活です。
 それも、多分にPentium4を意識した数値。いやんですねぇ。

 P-Ratingというのは、AMDやサイリックス(現VIA)、IDTなどの互換機メーカーが、Pentiumに対抗すべくつけた指標のようなもので、P-Rating200という製品は、実際は166Mhz駆動だけど、Pentiumよりも効率良く動くからPentiumに合わせると200MHzぐらいだよ。というものでした。
 結局失敗した企画だったのですが、なぜ失敗したかというと、指標が曖昧だったからではないでしょうか? アーキテクチャが異なるCPUですから、速い部分もあれば、遅い部分もある。それを、メーカーの(そして、マーケティングの)都合のいいように値を設定していた感があります。
 今回、AMDは以下のように発表しました。

モデル 周波数
1800+ 1.53GHz
1700+ 1.47GHz
1600+ 1.40GHz
1500+ 1.33GHz

 これは、サンダーバードコアのAtlon1.4GHzを1400として算出した値だというのですが、どうもいまいちマーケティング優先の曖昧な値としてしか受け取れません。またP-Ratingの二の舞を踏んでしまいます。
 Intelの行っていたiCOMP値ほ方が全く信頼できると思いますし、AMDもそのようにはっきりとした基準にもとづいて値をだすか、モデルナンバーのようにクロック数と関連しないもので世に出したほうがウケが良かったのではないかと思います(もっとも、最後の最後までモデルナンバー方式で出す予定だったそうですが)

 消費者心理として、1.5GHzと2GHzがあって同じ値段、同じぐらいの性能だったらついつい2GHzを選んでしまうというのも分かります。いや、私はそんな事ないと言う人もいますが、それは、クロック数と実性能が比例しないということを知っている一部の人であって、多くの人は、クロック数=実性能だと思っているのです。
 また、低クロックではCPUの価格を上げられないという実情があると思います。AMDのCPU売り上げ個数は順調に推移しています。しかし、平均単価は、Pentum4の価格大攻勢のあおりをうけて、大幅に下落しており、今後ますます赤字が膨らむことは想像に固くありません。
 クロックは1.53GHzだけど、Pentium4 1.8GHzぐらいの値段で買ってよ。という意味なのでしょうか→1800+(笑)

 ADSL

 千歳も、ブロードバンド(1Mbpsそこらでブロードバンドも無いと思うけど)の波に乗り遅れないように、ADSLの申請をしています。
 いままでISDN(INS64)だったので、アナログに切り戻したのですが、Yahoo!BBからはまだADSLモデムが送られてきません(笑) まあ、すぐに来るとは思ってませんが。申し込んで既に4ヶ月。う~ん。いいかげんにしなさい。
 以前使っていたアナログ回線むけのモデムをちゃんと取ってあったので、それをつないでいるのですが、遅いんですよ。28800bpsです。ファイル転送しても3kb/秒ぐらいしかでないんですよ。しかも、シリアルポートの負荷も大きくて、辟易してます。
 あ~! ISDN程度の速度がめちゃめちゃ早く感じる今日このごろ。あうううう。
 早く、開通してぇ~(;_;)

 本日のキーワード 「狂牛病を前にして一言。蛋白質だろ?あんなもん喰えば消化する。
爺さん、あんたならボケても誰も気がつかないから大丈夫そうだ」



当ページは「千歳忍」の独り言です。
極力真実に基づいて記述するようにしていますが、当方の思い違いや表記の方法によって一般的な解釈と異なる場合が有ります。意見や訂正の要請は大歓迎です。また、書いてほしいネタも募集しています。その場合はこちらまでどうぞ。

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