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千歳忍の独り言

なんでも解説!

2002年 11月

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もくじ


11月15日・・・・・ADSL12M化。そしてPPPoeとPPPoAの話
11月21日・・・・・ 自分のサイトはどれぐらい? アクセス数の話。


11月21日
果てしなく広がる食欲の海へ
 

自分のサイトはどれぐらい?

 自分のホームページが、一体どれぐらいの位置にいるのか考えたことってありませんか?
 googlePageRankで、だいたいここら辺かなぁ? って考えたことあるんですけど、あまりにも漠然としていますし、だいたい、PageRank自体ドメイン単位で管理されているような気もします。Niftyなど有名どころにおいてあるだけで、ランク上がりますし。
 カウンタは設置してあって、一日にどれぐらい来客があるのかは分かるけど、それが他のページに比べてどれぐらい多いのか、少ないのか。えてして人のページは多く見えるものだし、多いからこそ見つけられたりもする。
 はてさて。

 (読み物系に限定されてしまいますが)Readmeというランキングサイトがあります。
 自分のページに集計用cgiのタグを張りつけるというお手軽仕様ですが、結構多くのサイトが参加していて、ランキングとしても十分に参考になると思います。
 以下のことを考慮した上で続きを読んでください。

 Readmeは、複数の読み物ページ(単一も可)のカウントを取れる。ただし、重複IPはカウントしない。
 一般的なサイトのカウンタはTOPページでカウントしていて、重複IPをカウントするかはポリシーによる。

 千歳のところで行きますと、一日のページビューが、平均500程度。セッション数で300ちょいです。2人に1人は2ページ見てる程度となりますね。Readmeで見る得票数は、200〜250ですので、セッション数の75%ぐらいで考えるといいと思います。トップページのカウンタで行くと、ほぼイコールで考えるといいと思います。
 (カウント漏れが結構多い)

 今日現在、Readmeには23071のサイトが登録されております。ランキングは、(いつの間にか)5000位までしか表示されませんが、この値が16票程度となります。

 カウンタが15〜6回っているサイトは、5000/23071位程度と考える事が出来ます。
 作ったはいいけど、ほっぽらかしてるサイト、全然人が来ないサイト、仲間うちでしか公開していないサイト。そういうのを考えると、妥当な気がしてきます。
 いいですか、一日15ヒットで日本の全サイト上位20%辺りにいる事になるのです。
 どうですか? 安心したでしょう。

 4000位で 一日22〜3ヒット (上位17%)
 3000位で 一日35ヒット (上位13%)
 2000位で 一日65ヒット (上位8%)
 1000位で 一日160ヒット (上位4%)

 ぐらいが目安となります。
 あれ? ウチさすがに一日100ヒットぐらいあるぞ、そういう所は大手をふってもいいと思います。

 さて、このまま行くと
 500位で 一日350ヒット
 250位で 一日750ヒット。

 倍々ゲームのようです。

 インターネット全体のアクセス数は増加の傾向にあります。ユーザー自体が増えたこと、常時接続による恩恵などが考えられます。
 99年2月20日に当サイトがWeeklyまぐまぐに載った事がありました。瞬間一日750ヒットし、ランキング37位まで昇った事があります。今ですと、250位そこそこなんですよね。僅か3年でここまで全体のアクセスが増えるだなんて思いもよりませんでした。嬉しいような悲しいような。

 ちなみに、一位の連邦というサイトは一日に55000ヒット程になります。
 このランキングには、企業ページは載っていませんし、侍魂のような群を抜いたサイトも載っていないので厳密なものではありませんので、一種の感覚として捕らえてください。


上位200サイトの分布(クリックで拡大)


200位から5000位までの分布(クリックで拡大)

 

 上位数サイトが群を抜いて高い数字を叩いているのが分かります。
 計算して見た所、上位100サイトのアクセス数合計(604792)は、101位以下5000位までのサイトの合計(600377)を越えてしまいます。上位2%の集団が全数の50%をたたき出していると言えます。
 よく、世の中に2:8の法則があると言いますが、インターネットのアクセスにはもっと顕著な傾向があるといえるでしょう。

 ※2:8の法則 母体の2割が売上の8割を占める、などという法則。

 さて、どうですか?
 おおざっぱではありますが、インターネット全体のアクセス数の分布が垣間見えたのではないかと思います。
 本当はオールジャンル(企業ページ、個人ページ問わず)でやれればいいのでしょうが、そういったもので信頼のおけるデータが無いんですよね。雑誌なんかにあるアクセス数ランキングなんて、本当はどんなものか分からないし。UltraRankingResearchなどもありますが、サイト数が十分でなかったりと、なかなかうまくはいかないものです。

 アクセス数だけが指標ではないですが、(内輪のコミュニティでもない限り)多くの人に見てもらいたいのが人情です。せっかく作ったからにはね!
 多く露出する事。リンクを一杯貼ってもらう。検索エンジンの上位に来るように工夫する。いろいろ考えられると思います。
 そして、一番大事なのは、定期的に更新すること。
 内容が古いままだったり、全然更新しないサイトは、一度訪れても、それ以上は来てくれませんよ。せっかく作ったのに! とお嘆きのあなた。掲示板だけが生きてるなんてことのないように気をつけましょう。
 具体的にどうしろってのは、適当に検索してね。

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11月15日
すっかり肌寒くなってきました。

 ADSL 待望の12M化

 eAccessの12M「ADSLプラス」に回線を切り替えました。
 開通通知に14日からご利用になれますよ、と書いてありましたが、この手紙が届いた日は既に14日。ちょっぴりショボーンでした。
 今まで住友製のTE4121Cを3台使ってきましたが、今回はNECアクセステクニカ社製のDR202Cという機種でした。背面にスイッチもなく、重量も軽く、すっごいコストダウンしてるなぁという印象。棚に置いたら、ケーブルの重みで引っ張られて、後ろに落ちちゃいました。
 早速電源をいれ、繋いでみるものの、Lineランプが1秒間隔で点滅し、全くADSLのトレーニングモードから帰ってこない。
 少なくとも、以前からADSLを使っているのですから、12Mbpsで接続できなくても、8Mbpsで繋がらなければおかしいのです。
 「?」
 機器をもう一度セットし直し、古い8Mbps対応のモデムで繋げて見ると、あっさりと接続。
 「おかしい。機器の初期不良か?」
 真面目にDR202Cは動いているように見えたので、念のためスプリッタを交換して見ると、さっくり接続。Lineランプは常時点灯へ。ああ、こんな電源不要な機材も壊れてるんだなぁと思った次第。あんなの、ただのハイパス、ローパルフィルタなのに。

 早速設定を変更し、Webに接続。
 モデムの画面では、5.8Mリンクから6.8Mリンクへ。ブロードバンドスピードテストでチェックすると、実測値でも5.1Mbpsから、6.0Mbpsへ向上。
 毎秒100KB程度向上したのはいいのですが、全くもって体感できませんでした。
 ISDNの64kから、ADSL1.5Mへ切り替わって100KB出た時はあんなに感動したのになぁ。先日会社で引いた光ファイバも、15Mbpsぐらいしかでなくて「むしろ遅い」とか思っちゃったしなぁ〜
 スピード慣れって恐いですね。

 DR202Cの設定を変更していて困った事に遭遇しました。
 TE4121Cに比べて、設定できる項目が少ないというか、分かり難いのです。その上、DNSサーバをPPPで受け取ると、自動的にDR202CがDNS情報をキャッシュししてしまうのです。通常利用ならありがたいのでしょうが、ウチではDynamicDNSを使って定期的に自分のIPアドレスを送信しています。
 内部から(外部プロクシを経由して)内部に入ってチェック使用すると、DNS情報の更新が行われておらず、古いアドレスを見に行ってしまうのです。
 別途DNSを指定すればいいのでしょうが、最近のプロバイダは、ほぼ全自動で、そこら編書いてなかったりするし、勝手に知らないDNSサーバを利用するのもイヤだし、ちょっと困ってます。キャッシュの保持時間とかの指定って出来ないんですかねぇ。

 ADSLの通信方式 何が違う?

 アナログや、ISDNからのダイアルアップユーザーが減少に転じ、ADSL、FTTHが順調に伸びております。このペースで行くと、数年で、半数以上がMbps以上のブロードバンドユーザーということになりますね。
 さて、今主力のADSL。
 通信法式がPPPoEやら、PPPoAなどあり、何が違うのやら、そして、その違いによる影響ってどれぐらいあるのか気になるんですよ。

 まず説明しなければならないのがPPP。
 Point to Point Protocolの略で、もともとはアナログダイアルアップの際に使用されはじめたものです。回線のリンクや、再接続のサポート、認証や、IPアドレスの付加、圧縮など多くの内容を含んだ拠点間を透過的に結ぶ為のプロトコルだったのです。TCP/IPだけではなく、多くのプロトコルに対応している点も特徴です。
 本来、常時接続環境ではPPPは必要ありません。
 企業などで専用線を利用しているユーザーは分かるかと思いますが、線を繋げば通信も出来ます。YahooBBもPPPを使わない仕様になっていますが、これは、網全体がEthernetを延長したような仕組みになっているからです。(だからこそ、ネットワークの共有などが他のYahooBBユーザから見えてしまうようなトラブルがあった)
 PPPの利点は拠点間を透過的に結べる事、認証を行える事などがあるでしょうか。途中のネットワークがどうであれ、結ぶことができるのです(プロバイダにとって非常に都合のいいプロトコルなのです)
 こういった利点をそのまま常時接続線上で利用できるように改良されたのがPPPoE(PPP over Ethernet)、PPPoA(PPP over ATM)というわけです。

 PPPoA

 ADSLは基本的に、ATMを基本としています。
 ATMは、音声やデータ、動画などを統一的に扱う為に開発されたもので、48バイトのデータに5バイトのヘッダが付く形になります。パケットサイズが小さいのは、音声や動画などを大きなデータが流れても遅延なく送り届ける為だと考えられます。
 IPのパケット → PPPのパケット → ATMセル → ADSL
 と、このようにカプセル化されてデータが届くことになります。Ethernetのパケットが、最大1500バイト。TCPと、IPヘッダがそれぞれ20バイト含まれています。その上でATMセルに分解される際に48バイトごとに分解され、5バイトのヘッダ。
 そう考えると、オーバーヘッドって多いんだな。10KB(10000バイト)のデータを送る際には、1460バイトごとに40バイト。それをATMセルにすると、214パケットに5バイトずつ(すごいアバウトな計算なので正確じゃない)10kのデータは、最大で11.3KBにもなってしまいます。12〜3%もの無駄が生じているワケです。

 PPPoE

 PPPoEと言えど、ADSLであれば下層にATMを利用しています。ATMからEthernetへブリッジ接続し、PPPoEクライアントへと直接セッションを貼ることができます。PPPoAは、PPPoAクライアントとセッションを結ぶのですが、これは、Ethernetへとのブリッジが定義されていない為にPCから直接セッションを結べません。
 難しくてよくわかんない?
 うう〜んと、PPPoEは、パソコンにグローバルIPアドレスを割り当てられる、PPPoAはADSLモデムまでしか持ってこれない!
 てな感じ。
 PCにATM用拡張カードでも差さない限り、PPPoAドライバなんてないんですよ!

 ATMという基幹技術を使っているかぎり、10%近いオーバーヘッドは絶対に埋めることができません。前述したとおり、ATMは大量のデータを扱っていながらも、音声データを遅延なく送り届ける必要があったからです。8Mbpsのラインであれば、7.2Mbps以上は絶対に出ないんですよ(圧縮とかしなければ)PPPoA、PPPoEも、2〜3%のオーバーヘッドがあります。
 VoIPなどが優勢な今、ATMはその役目を終え、Ethernetに取って変わられて行くのでしょうね。

 結論。
 PPPoEとPPPoA方式としてはほとんど差がないが、使い勝手は異なる。

 本日の一言 「韓国いいとこ一度は飯食いに行こう!」



当ページは「千歳忍」の独り言です。
極力真実に基づいて記述するようにしていますが、当方の思い違いや表記の方法によって一般的な解釈と異なる場合が有ります。意見や訂正の要請は大歓迎です。また、書いてほしいネタも募集しています。その場合はこちらまでどうぞ。

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