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千歳忍の独り言

なんでも解説!

2003年 7月

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もくじ

7月7日・・・・・10Dのレンズが欲しい!



7月7日
やっぱりデジカメはイイねぇ

 最近のハイエンドデジカメに食指が動かなかったわけ

 言い訳として書いておこうっと。
 デジカメも200~500万画素と幅広くありますが、マニュアル撮影のできるものとなると、ハイエンド寄りになります。当然、ほぼ間違いなく500万画素。
 画素数に問題はないのですが、問題はそのCCDの大きさ。

 多くのメーカーが1/1.8インチなんですよ。2/3インチよりもっと小さい。だいたい、歩留まりよく生産できるサイズがこの辺なんでしょうかね。300万画素の頃からCCD自体の大きさは変わっていません(むしろ、縮んでいる気がします)。
 面積は変わらずに、より多くのセンサーがあると言う事は、一つのセンサーが受ける受光面積が小さくなってきているという事。小さくなっているという事は、感度が悪くなり、ノイズが乗りやすくなるという事。

 技術は進んでいて、ノイズを発生させにくい構造にしたり、ノイズリダクションを強化してます。それでも、500万画素クラスのCCDでは足りない。光量が少なかったり、特殊な光源下では破綻してしまう。
 デジカメの方が、専用にレンズも作れて(しかも、結構明るい=CCDが小さいからできるのですが)しまう。でも、最終的な絵作りがノイジーでは、ちょっと耐えられない。

 最終的な候補に残ったのがオリンパスのCAMEDIA C-5050ZOOM、CANONのPoerShot G5だったのですが、前者は、ノイズの多さ、作られたような絵(解像感が高いと言いますが、不自然なほどにエッジが強調されているように思えます)、逆に後者は、カメラ自体のデザインが気に食わず断念。
 世の中、完璧なものは少ないなぁと思った次第。

 レンズが欲しい

 10Dの場合、焦点距離が約1.6倍相当になります。
 フィルムカメラで丁度いいレンズも、デジカメの場合どうしても望遠側によりがち。薄暗いライブ会場で使うので、なるべく明るいレンズが欲しい。しかもレンズの交換は避けたいというジレンマ。
 標準ズームがやはり使いやすいのですが、画質的に満足できず。しかも、暗い(暗い場所で暗いレンズを使うとシャッター速度が遅くなるので、ぶれる。被写体が勝手に動いているので)。明るい単焦点だと、ステージに奥行きがあって全部をカバーするのが難しい。
 ああ、どうすれば!

 悩んだ結果最初のレンズには、EF28-135 F3.5-5.6 IS USMをチョイス。
 135mmでISが着いている事が決定打。でも、実際ISではまかなえきれない事も多くて(被写体が動いているので)、やはり明るいレンズの方がいいなぁと思う次第。

 いろいろ考えた結果、
 ・EF 17-40 F4L USM
 ・EF 24-70 F2.8L USM
 いろいろ評判を聞きながら考えていくと、このあたりがいいかな、と。(両方Lレンズかよ!というツッコミはナシの方向で)
 やはり、新しいレンズ(つい最近発売されたレンズです)はデジタル一眼用にも調整されているのでしょうね。
 望遠は、シグマの
 ・APO 70-200 F2.8 EX HSM
 はどうかな、と検討中。デカイので、混んだ会場で使うのはどうか。難しいかも。
 と、妄想しているウチが楽しいのかな。あ、単焦点も何本か買っておこう、とかね。

 上記3本買うと、10D本体が2台買えてしまうというのはナイショ。

 で、レンズ

 サードパーティを含めても最安値。キャノンのEF50mm F1.8 IIを買ってきました。売価9000円の20%のポイント還元ですよ。実際7000ちょい。
 全部プラスティックで、かなり安っちぃです。
 それでも、交換できるレンズが欲しかったんですよ。うん。交換できる機体なのに交換するモノがないんじゃ、やっぱり悲しいじゃないですか!
 と、一人力説しながら50mmをEOS 10Dへ装着。
 「ああ、安っちぃ」
 と悲しくなりました。ボディがデカイのに、レンズが小さいので、バランスが悪くて貧相に見えてしまいます。
 それに、USM(超音波モーター)じゃないから、AF合わせる時もジージーうるさいですしね。(キャノンのUSMタイプは、(全部じゃないけど)フォーカス合わせている時に、リングが動かないので手持ち位置を気にせず楽。AF後もそのままリングを回せばMFできる(フルタイムMFと呼ぶそうです)ので、使い勝手がイイです)

 ところがビックリ。値段とは思えない写りなんですよ。
 常用しているのがEF28-135 F3.5-5.6 IS USMなんですが、コレ、初めて写真撮った時からちょっと眠たいんですよ。他の掲示板見てて「すごくいい」「コレ一本でOK」のような書き込みがあったので、ずっと「?????」と思ってました。うう~ん。この程度の写りでイイ写真なのかと。
 で、今回、EF50 1.8 IIに交換して同じような被写体で撮ってみたところ、全然違う。キレもなにも違う。
 当然、ファインダーを覗いた時の明るさも違う。撮りやすい。全然キレイ。
 今までのレンズは一体何だったんだぁ! と思えるほどに(光量の十分な所だと、結構キレイに写るんですが、屋内撮りが多いのでツライ。IS(イメージスタビライザー=手ぶれ補正)もありがたいんだけど、やっぱり、明るいレンズでシャッター早く切った方がいいのかなって思いました)
 Lレンズ買うのも大変だから、EF28-135 F3.5-5.6 IS USMを売り払ってタムロンのAF28-300mm ULTRA ZOOM XRでお茶を濁しておこうかなんて考えちゃったりして。うひょひょ。
 さてはて、大口径ズーム派か、単焦点派か、いまからどちらの派閥に入ろうか悩みどころです。

 本日の一言「当分、カメラ日記になりそうなヨカーン」



当ページは「千歳忍」の独り言です。
極力真実に基づいて記述するようにしていますが、当方の思い違いや表記の方法によって一般的な解釈と異なる場合が有ります。意見や訂正の要請は大歓迎です。また、書いてほしいネタも募集しています。その場合はこちらまでどうぞ。

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