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千歳忍の独り言

なんでも解説!

2003年 9月

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もくじ

9月25日・・・・・SONY CLIE NX73Vを入手!



9月25日
暑かったり、寒かったりする9月

 CLIE NX73V入手

 ターンスタイルを継承する3代目CLIE、NX73Vを入手しました。
 先日盗難にあったNX60の現品保証が出来ず、同価格帯のNX73Vになったのです。私としては、新しいデバイスになってくれたので、非常に嬉しい誤算でした。
 ビックカメラの総合保障、初めて使いましたよ!
 昼ごろに修理カウンターに行って手続きをして貰っていたんですが、カメラ、レンズ、CLIEと3個も同時に行ったので時間がかかってしまいました。
 「んだよ、おせーんだよ! 何やってんだビックの店員は!」とブチ切れる客がおりましたが、原因の半分は私です。残りの半分は、食事を摂って、一番混む時間帯に来店してるアンタです。12時直後には、平均4人の待ち行列だったのが、1時を過ぎると25人になってました。

 さてさて、肝心のCLIE PEG-NX73Vのレポートを。

・35万画素のカメラ内蔵。
 思いの外キレイに写ります。少なくとも、携帯のD505i、120万画素相当に比べるとかなり行けます。こりゃ、D505iのカメラはiショット以外では使わなくなりますね。
 ちゃんと撮る時は、一眼レフ、記録として残したい時はCLIE、撮ってすぐに送る必要がある時携帯、という使い分けになりそうです。それにしても、カメラを3台持ち歩くのはどうかと思う。正直に。

・コンパクトフラッシュの蓋が開閉式になった。
 通信カードしか使わない人や、CFを使わない人には嬉しいですね。
 以前は、ダミーカードを刺していたので、使う時に、このダミーを無くしてしまいそうになってたんですよ。それだけでも進歩です。反面、(ソニーお得意の)ポータブルMDのような「カシャ」と開くものなので、常時刺しっぱなしの私としては、強度とか埃の侵入が心配です。

・液晶画面をターンさせても、ハードボタンが付いた。
 今まで、ぱっとスケジュールを見たい時に、わざわざ液晶を持ち上げてハードボタンを押したりしてました。
 Palmのゲームなどでどうしてもハードボタンが必要な場合は、開けたままの状態で操作して、非常に持ち難かったりもしました(上下ボタンがないのでゲームは難しそうですがありがたい変更です)。

・手書き認識ソフト「デクマ」が付いた。
 グラフティという一筆書きがPalmでは標準なのですが、覚えるまでが大変なんですよね。アルファベットは覚えても、記号がなかなか覚えられなくて、私は「楽ひら」というソフトを購入して使ってました。
 新しい「デクマ」は認識精度も高いですし、語修正も容易です。初めてPalmに触る人にはかなりいいのではないでしょうか。

・コンパクトフラッシュのメモリにも対応
 これは中途半端ですね。NX60/70VですとERU WAREのCFメモリドライバや、その他のドライバを入れなければならなかったり、以前のCF通信カードのみ対応に比べれば遙かにマシなんですが。
 メモリのみの対応で、アプリケーションからは全くと言っていいほど使えない!これでは、CFメモリリーダですよ!CLIEが!
 と言うわけで、NX80V/73Vに対応したメモリドライバはまだ無い(動くものもあるようですが)ので、頑張って、内蔵アプリにパッチを当てましょう。ミニーの資料室では、内蔵されているアプリを吸いだし、パッチを当てるツールを公開中です。NX80V用ですが、73Vでも使えました(全部は試してないので完全動作かは謎)
 少なくとも、CFでMP3を聞いたり、デジカメで撮った写真を見る事が出来ましたので、私的にはOKです。

・多くのアプリがプリインストール済み。
 内蔵されているROMの容量が大きくなり、従来インストールするのに躊躇するようなソフトも最初から入っているので便利。この状態で、11MBの空き容量があるから、あまりメモリを気にする必要がなくなりました。初期化しても、インストールしなおす必要がないしね。
 おかげさまでPOWER RUN(外部メモリにアプリケーションを移動するソフト)を使わなくなりました。シェアウェアだったのに。

 細かな修正が施されていて、丁寧な作りになっていると思います。
 ユーザーが不満に思っていた部分が(完璧でないにしろ)無くなっています。
 他にも、キーボードが少しまともになって自照式になったとか。細かな改善点が見られます。

 逆に、スタイラスペンが、伸縮式になりかなり細くなった事(持ちにくい)。ペンの挿入口が上にあるので取りにくい(落とさないのはいいのですが)。付属のインナーヘッドフォンを使うと、ますますスタイラスペンが取り出しにくいです。液晶タッチパネルの認識に必要な筆圧が以前より多く必要とか、電源がホールドスイッチと兼用になっていたりして押しにくいとか、Backボタンがジョグダイヤルの上に移動してたり(押しやすいボタンにはなった)

 PalmSourceがOS 6発表しました。じきに各ベンダへ渡され、春先には新製品に採用される事でしょう。
 現行のOS5は確かに半端な仕様を払拭できませんでした。OS5はMc68000系のCPUから、ARM系のCPUへ互換性を第一に移植する事を主体としたOSです。メモリの制限もありシングルタスクのままであったりと、向上したリソースを上手に使えるようにはなっていませんでした。途中、メモリの制限を緩和するように変更が加えられましたが、付け焼き刃に過ぎません。ちょっとだけ書きましたがようやく実現されそうです。
 OS6最初の製品は怖いので、半年ぐらい待ってから買い換えをしたいと思います(^^;)

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極力真実に基づいて記述するようにしていますが、当方の思い違いや表記の方法によって一般的な解釈と異なる場合が有ります。意見や訂正の要請は大歓迎です。また、書いてほしいネタも募集しています。その場合はこちらまでどうぞ。

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