対の遺伝子
対の遺伝子 - 登場人物紹介
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桐原 有(きりはら ゆう)
桐原家の二卵性双生児の兄。二卵性とはいえ、外見は驚くほど似ている。
口が悪く、どちらかというとガキ大将的な性格であるものの
妹がそれに輪をかけてすさまじい性格のためあまり目立っていなかったようだ。
彬とは幼馴染の親友同士だが、妹の彼氏という点では複雑な想いも抱いているらしい。
高校3年から由紀と付き合うまでは、遊び感覚でふらふらと女の子と付き合っていたあたりをみると
女癖はあまりよくないものと思われる。

桐原 笑(きりはら えみ)
桐原家の二卵性双生児の妹。しかし未だに自分の方が姉なのではないかと疑っている。
猪突猛進、思い込んだらまっしぐらの真っ直ぐな性格。そのせいで問題児扱いされることも多い。
バリバリの理系で格闘技好き、武道好き。女の子っぽいことにはまるで興味がない。
そのせいか女の子にモテモテで、ラブレターを貰うこともかなりあるようだ。
彬とは高校2年の時から付き合っていて、彼の一番の理解者でもあるが、甘やかすことは少ない。
しょっちゅう怪我をしているので、病院の先生とも仲良しだったりする。

水瀬 彬(みなせ あきら)
小学校三年の時に転校してきた双子の幼馴染。
成績優秀、スポーツ万能、容姿端麗だが、人見知りが激しく、人付き合いはあまり得意ではない
初めて出会ったときから笑を思い続け、高校2年の時ようやく告白。付き合うこととなる。
母親は他界、父親とうまくいっておらず、小学校の時からほぼ一人暮らし状態。
そのせいもあってか、笑への依存度が普通ではないほどに高い。
過去のトラウマからか、1年に一度ほどひどい鬱状態に陥ることがある。

清水 由紀(しみず ゆき)
高校の時、部活を通して笑と友達になり、その縁で有と付き合うことになった少女。
外見は可愛いが、考えていることや言うことは結構現実的でリアリスト。
母親を早くに亡くし、父親と2人暮らしのため、家事全般は得意。
有とはうまくいっているようだが、警察官の厳しい父親がおり、悩みの種でもある。
彬とはお互いに早くに母親を亡くしたこともあって、共感しあう部分も多いが
笑べったりの彼に正直引いているところもあるらしい。