『はちみつ色の村』コッツウォルズの村々を訪ねるツアーに参加し、のどかな時間を満喫♪
イギリスに行っても、およそ観光とは縁のない私でしたが、珍しく観光バスに乗って楽しんで
みました。しかし、日本から予約、更に支払いまでできるインターネットとはなんという便利。
ロンドン市街を抜けると、のどかな風景が続き、バスの振動が眠りを誘い・・・思わ
ずウツラウツラ・・・ガイドの声に目が覚めて・・・バーフォードの村に到着しました。
『はちみつ色』・・・ん〜〜〜確かに家々は黄土色の石で建てられているのです。
「バーフォード教会」に入って右奥の部屋のモニュメントの中に、地元の名士ローレンス卿とレディ・タ
ンフィールドが眠っているが、その息子ときたら、むきだしのガイコツとなって、そのモニュメントの下
の格子のなかに横たわっている。最初は驚きますが、余りにも整っているので、イミテーションだと気
がつくはずです。しかし、片足の一部だけがほんものであるということで、よく見るとみわけがつきます。
私は教会の墓地の方が、ガイコツよりずっと恐いと思いました。皆さんはどう感じますか・・・・・・・・・?
バーフォードを出て、バスに揺られること約20分。ボートン・オン・ザ・ウォーターに到着しました。川
が流れ、かわいいカフェがあり、また、のんびりと愛犬とお散歩している人の多いこと・・・。細い道を歩
いていくと牧場に出ました。2001年の口蹄疫が流行った時には、この地域は閉ざされたとのこと・・・。
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ブロードウェイは、ニューヨーク・マンハッタンのブロードウェーの対極にあるとか・・・。
ウィンドウを眺めているだけでも楽しくなるようなお土産屋さんががズラリと並んでいる。
私は、ビクターでお馴染みの「His Master’s Voice」蓄音機から聞こえるご主人の声
に首を傾げるワンちゃんのブリキの看板絵を買ってしまいました。 .
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【His Master’s Voice】
マーク・バラウド氏の愛犬ニッパー(フォックス・テリア)は、氏が亡くなったために、弟のイギリスの画家フランシス・バラウド氏が引き取りました。
吹き込んであった兄マークの声を蓄音機で聞かせたところ、ニッパーは不思議そうに耳を傾けて、懐かしいご主人の声を聞き入っているようでした。
そのニッパーの姿に心打たれたフランシスはその姿を描きあげました。
円盤式蓄音器の発明者ベルリナーはその絵に感動し、彼はこの絵をそのまま商標として1900年に登録し、それ以来ニッパーは『ビクターの犬』と呼ばれ現在も世界中で親しまれています。
【2003.1】