昨年のクラフトドッグショー（以下クラフト）は、開催寸前に口蹄疫の影響で日延べとなり慌てさせられ、更
に今年は同時多発テロの影響が懸念される中、会場に到着するまで本当の安心感はありませんでした。
例年のロンドンから列車移動でのバーミンガム入りをやめ、今回はバーミンガム空港から直接イギリス入
りをしてみましたが、空港がすいているため入国審査も早く、とても快適で疲れもあまり感じませんでした。
【会場に入ったら、まず、プログラムを買いましょう】
翌朝会場に行きましたが、昨年の影響からか、来場者はかなり少なく、少々拍子抜けしたことは正直
な感想です。特に外国からのゲスト受付コーナーはひっそりと静まり返っていましたので、やはり昨
年の土壇場日延べは響いたのでしょう。しかし、土日ともなると人とすれ違うことにも息苦しさを感じる
ほどの来場者の数には、さすがに世界のドッグショーといえる貫禄があります。 .
今年の特徴としては、メインリングの座席指定がファイナルのベストインショーを除いては解除された
ことです。今までは、『昼の部訓練競技会』と『夜の部グループ代表犬選出ショー』は全て座席指定料
金が必要でした。しかし、完売されているにも関わらず、空席がかなり目立つという状況でしたので、
今年は入場料が少し高くなった分メインリング席への自由出入りができるよう改善されました。見たい
人が確実に見られるようになったことは嬉しい限りです・・・・・。 .
★クラフトとは？★
クラフトは単にドッグショーということではなく、いくつかのカテゴリーに別れています。大きな柱として
はドッグショーと訓練競技ですが、その他に見て楽しめるイベントショー、ドッグスポーツ、スポンサー
コーナー、ペットグッズコーナー、ヤング愛犬家コーナー、しつけコーナー・・・などで構成されています。
ジュニア部門にもハンドリング、ドッグスポーツなどの競技や、しつけデモン
ストレイション、ダンスなどの大人顔負けのプログラムで構成されています。
【ジュニア ハンドリング競技】
１８才未満のジュニア達で英国選抜を行い、優勝者はcrufts dog showで開催さ
れる世界選手権にエントリーします。日本からも毎年代表者がトライしています・・。
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