2003 crufts dog show

イギリスで100年以上も続き、世界中から愛犬家が訪れる"crufts dog show"というドッグショーがあ
ることを知っていますか? チャールズ・クラフツ氏が1891年から開催しましたが、氏没後夫人から
全権を1948年に譲り受けたThe Kennel Club(犬種団体)は氏の名を付けて"crufts dog show"として
今日まで毎年開催しています。今年は3月6日から9日までの4日間に180犬種22000頭以上の出
場犬でショーは進行され、ベスト イン ショー(BIS)はぺキニーズの頭上に輝きました。       .



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★Obedience competitions-Mrs Mary Ray★

★優勝した Mary と担当ジャッジ Mrs S Wadhams★

Dog: Mrs M Ray with Ob.Ch.Woodsorrel Red Wine (BC)

本来はメインリングには正規のプレスしか入ることは許されませんが、Mrs Mary Rayの
好意により、リンク゛内に招き入れていただき、カメラマンさん達が口笛を吹いてQuincy君
の気を引いてくれました。私にとってクラフト記念のショットになりました。          .

Bitch: Mrs S Howell with Bheinn Subtle Touch (WS)

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★“crufts dog show” 訓練競技★


スタンド席が設けられているメインリングという大きなショースペースがあり、ディタイムは『オベディエ
ンス・コンペティション』つまり訓練競技が行われています。私はドッグトレーナーですから『訓練競技』
を見ることをメインにしています。出場犬はイギリス全土で開催される訓練競技会で規定ポイントをク
リアーして権利を獲得してきた精鋭ばかり、今年は牡25頭、牝29頭それぞれが"クラフツ オベディ
エンス チャンピオン"の座をかけて争奪戦をくりひろげました。                       .

『脚側行進、スワレやフセを離れたところから指示をする遠隔操作、持来、前進、休止、物品選別』な
ど服従課目で構成されています。特に『脚側行進』の距離は長く、歩調を合わせて歩かせている途中
でフセやターンを指示するなど複雑な構成になっています。『休止』は出場犬全頭をズラリと並べて
おこないますが、今年は1頭立ち上がってその場を去ってしまった犬がいて、さぞかし飼い主はガッ
カリしたことでしょう。                                                .


牡のチャンピオンに輝いたのは、私が"crufts dog show"
を通じて知り合ったMrs Mary Rayと愛犬Quincy君でした。


彼女は犬とのダンス『ヒール ワーク トゥ ミュージック』のスターでもありますので、BIS戦の前にメ
インリングでスポットライトを浴びて、今年の彼女は闘牛士のコスチュームで"エスパニア カーニ"の
曲にあわせてQuincy君を牛にみたててケープで操るように動かし、さすがにオベディエンス チャンピ
オン カップルというところです。犬と楽しむありとあらゆる多くの企画が4日間のうちに凝縮されている
ような"crufts dog show"に是非行ってみましょう。                               .

・・・犬とダンスHeelwork to Musicを是非ご覧下さい・・・

★Mrs Mary Ray in crufts dog show★