引っ張らずにお行儀よく歩けるようにしましょう♪

人の歩調にあわせて歩くということを理解できなければ何事も前進しません。
しかし、愛犬とのお散歩も「アトエ」「ヒール」など命令ばかりして歩いていては
犬も人間も楽しんでお散歩をしているとは言えませんね。
リラックスした楽しい散歩も愛犬とのコミュニケーションとして大切なことです。
大切な事は、他の犬に出会った時などに自分の愛犬の行動を制止できることです。
地道なトレーニングは嫌われますが、やはり『継続は力なり』ですから改めて『服従訓練』の大切さを
考えて取り組んでみましょう。

【1】

お友達どうし協力しあいましょう。
わざと誘惑するように対面から歩きます。
当然興味があるのと、いつも遊んでいる気安さから犬は向かって行きますのでそのまま知らん顔して近寄らせます。
意識過剰になって、不自然でわざとらしい行動にならないよう気をつけましょう。

【2】

相手の犬に充分近寄ったところで「イケナイ」と厳しく言いながら、リードを思い切り引き寄せます。
引く要領はズルズルとしないこと。サッと素早く一気に引くことです。
もちろん、愛犬の体格をよく考慮して力加減を調節することは当然です。
また、「引くぞ、引くぞ」と力まないことで、犬の行動を素早く観察することが大切です。
引き寄せた犬は、手元で胸などをサッと撫でて誉め、飼い主のそばにいることが
一番良いこととインプットさせるようにしましょう。

【3】

すれ違っても相手の犬に向かわずに、静かに歩けたなら「ヨシ、ヨシ・・・」と優しく声をかけ褒めましょう。
普段お散歩で会う犬は、見知らぬものどうしということですから、トレーニングした成果を落ち着いて発揮しましょう。
また、相手の犬の性格によっては、ケンカを覚え悪い方向へ行くこともありますから、あまりにも相性の悪い犬の
姿が見えたら、道をかえて関わらないという姿勢で臨むことも時として必要です。
愛犬をまもるのも飼い主のつとめですからね。

 


・・・ドッグトレーニング コンテンツに戻る・・・

 

2016.1更新