・・・訓練試験 & 訓練競技会・・・


《訓練試験受験及び訓練競技出場条件》

JKC(社団法人ジャパンケンネルクラブ)では、訓練試験を受けることができます。勿論犬を指導し、訓練規定にのっとり、指定の会場にて審査を受けるわけです。

訓練試験はJKC会員(家族も含む)の所有犬であれば血統書の有無は問題なくどんな犬種(ミックス、未公認犬種を含む)でも受験できます。

また、訓練競技会も開催され『家庭犬の部』は会員の愛犬であれば犬種は限定されません。95%以上の得点犬には、トレーニングチャンピオン(T.CH)ポイントカードが付与されます。(準初等科の部には付与されません)

しかし、ミックスは『特別犬の部』のみ出場でき、たとえトレーニングチャンピオンの規定得点に達していてもポイントは与えられません。当然登録をしてトレーニングチャンピオンタイトルを得ることはできません。(私個人の意見としては、能力に対するタイトルの差別は感心しませんが・・・)しかし、これは規定として受け止めなければなりません。

訓練競技会において、『アマチュアの部』参加資格は、JKCに入会し会員であること。訓練士としてのプロライセンスを所持していないことなどが条件です。
犬の名義人が指導手の名前でなくても、犬の所有者の家族なら出場できます。また、プロは『アマチュアの部』に出場できないのは当然ですが、アマチュアが『一般の部』に挑戦することはできます。

家庭犬訓練試験も訓練競技会も受験及び出場規定はなんらかわりはありません。しかし“準初等科”と“準高等科”クラスは訓練競技会のみ実施され、試験試験種目としては設定されていません。

訓練試験はやり直しが認められ、減点はありません。
どんな犬種でも余りタイトルにこだわらず純粋に楽しむという気持ちで参加するということをおすすめします。

★訓練競技会出場料金・・・・・1種目7000円〜10000円。
 2種目まで出場できます。(必ず上下連続種目)

★訓練試験受験費用・・・・・・1科目8200円(受験料及び登録料)
 初等科から順次受験すること。(一度に何科目でも受験可)

訓練試験や訓練競技会に挑戦するにあたっては、まず規定課目をマスターしていくことです。更に全ての科目は『脚則停座に始まり脚則停座に終わる』というもので、一課目ごとにきちんと座ってケジメをつけることが基本です!


《家庭犬訓練種目と課目について》

訓練試験及び競技では様々な種目と科目があり、種目別に規定科目と自由科目が設定され詳細ルールも定めてあります。出場するにはこのルールをしっかり把握し、愛犬のトレーニングに当たらなければなりません。

競技種目としては、家庭犬準初等科・初等科・中等科・準高等科・高等科・大学科があります。
どのような課目構成になっているかを紹介しますが、課目の表現には日常生活では耳にしないような少し難しい単語が使われていますが、競技会を始めとして犬の訓練に関しては全てこの決められた表現がされますので覚えましょう。

☆準初等科(CDT-S)・50点 ※TCHポイントは付与されません
全て紐付課目・規定は紐付脚側行進
 【選択課目リスト】伏臥・紐付行進並びに伏臥・紐付行進並びに停座
 紐付障害飛越(片道)・紐付据座・紐付休止・紐付お手おかわり・紐付チンチン
 紐付くわえて歩く・紐付寝ろ・紐付吠えろ・紐付だっこ

☆初等科(CDT)・50点
 5科目規定で自由選択課目はありません。
  紐付脚則行進(往復常歩)・紐無し脚則行進(往復常歩)・停座及び招呼・伏臥・立止

(注)訓練試験・・・紐付脚則行進(往復常歩)・紐付き立止・自由選択3課目
 訓練試験に限りこのコースを選ぶこともできます。

☆中等科(CDU)・ 100点
 規定7課目の外自由選択3課目
 初等科規定課目(脚則行進は往路常歩・復路は速歩)と常歩行進中の伏臥・常歩行進中の停座

☆準高等科(CDV-S)・ 150点
 規定10課目の外自由選択5課目
 中等科規定課目と常歩行進中の立止・障害飛越(片道)・休止

☆高等科(CDV)・ 200点
 規定14課目の外自由選択6課目
 準高等科規定課目と物品持来・遠隔(停座から伏臥)・障害飛越(往復)・据座

☆大学科(CDX)・ 300点
 規定20課目の外自由選択10課目
 高等科規定課目と速歩行進中の伏臥・速歩行進中の停座・速歩行進中の立止・前進・遠隔(伏臥から立止)・遠隔(立止及び招呼)


《試験及び競技において、共通の実施要領》

@作業前の申告
訓練試験・競技会に際して各指導手は作業開始前、訓練試験委員及び審査員(もしくはスチュワード)に競技科目・犬名・指導手名、競技会においては出陳番号を申告しなければならない。

A基本動作
各作業は犬を脚側停座させ、指示により始めることとし、その各作業終了にさいしては、犬を脚側停座をさせて終わるものとする。

B紐付き作業
全ての課目において『紐付き作業を明記してある課目』あるいは『CDT』以外はすべて紐無しで行うこととする。

C飛越作業の高さ
各種の飛越作業は、小型犬は概ね体高の高さとし、中型犬は40cmを上限、大型犬は70cmとする。


《訓練用語解説》

訓練をするに当たり、このような訓練用語は必ず覚えておかなければなりませんので馴れてしまいましょう。

停座(ていざ)・・・座れのこと
伏臥(ふくが)・・・伏せのこと
招呼(しょうこ)呼び戻しのこと
据座(きょざ)・・・座って待たせること
立止(りっし)・・・立っていること
休止(きゅうし)・・伏せの姿勢(伏臥でも腰をくずした伏せでも可)で、規定時間待たせること

障害飛越(しょうがいひえつ)・・・板壁状ジャンプ台を飛ぶこと
持来(じらい)・・・規定のダンベルを投げて持ってこさせること

常歩(じょうほ)・普通に歩く速さのこと
速歩(そくほ)・・やや駆け足のこと
緩歩(かんぽ)・ゆっくり歩くこと(訓練課目規定には、ありません)


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・・・掲載内容は、YDS愛犬家に向けてのものです。詳細はJKC本部に必ずご確認下さい・・・