“The Phantom of the Opera”

〔オペラ座の怪人〕

ヒースロー空港に、2014年第2ターミナルが建てかえオープンし" The Queen's Terminal"と
名付けられ、女王陛下がオープンセレモニーにご出席されたそうです。スターアライアンス加
盟の航空会社専用なので、日本ではANAが発着しています。                   .



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Her Majesty's Theatre

ピカデリー・サーカスから徒歩数分。1705年に建てられましたが、2度の火災のため1869年
に再建されました。“The Phantom of the Opera”は1986年から上演されています。内部は
4階建てで1,216人収容できますが、常に世界中から観客がおとずれ、満席状態です。  .


・・・150年近い歴史を感じる建物です・・・



“The Phantom of the Opera”は、アンドリューロイドウェバー作
初演はマイケルクロフォードとサラブライトマンが演じた。   .

今までロンドンで10回近く観ております(劇団四季は3回・韓国1回)。
今回の怪人はジェロニモラウチが演じていましたが、私的には感じる
モノが余りありませんでした。ファントムの繊細さ、ある種の色気が乏し
かったので、あくまでも私好みのファントムではなかったということです。


開演前の舞台には、オークションにかけられるシャンデリアなどにカバー
が掛けられて置いてあります。オープニングテーマ曲と共にカバーがはず
され、怪しく点滅しながら天井へとつりあげられ、スタートとなります。   .



怪人の怒りと共にシャンデリアが観客の頭上めがけて落下・・・



The PHANTOM of the OPERAグッズも販売されています。



★あらすじをわかりやすくまとめてみました★

19世紀中頃のパリ・オペラ座・・・オペラ座の地下深くに住んでいた怪人は
みにくい顔を仮面に隠していた。コーラスガールのクリスティーヌに心を寄せ
た怪人は、“音楽の天使”として夜ごと彼女に近づき、歌を教えるが、クリス
ティーヌは怪人とは気づかず父の面影をかさねる。             .

オペラ座ではプリマドンナの声が出なくなったり、殺人事件など奇怪な事件が
発生し、 人々を震撼させる。クリスティーヌをプリマドンナに仕立て上げ、自分の
作品を歌わせようと考えている怪人のしわざ・・・逆らう者は全て排除をたくらむ。

しかしクリスティーヌは、幼なじみのラウル子爵と再会し愛し合う。知った怪人は、
嫉妬に狂う。クリスティーヌを独占したい怪人は、とうとう誘拐をしてしまう。地下
湖深くにある怪人のすみかに連れて行ってしまう。しかし、ここで怪人はクリス
ティーヌに仮面をはがされ、みにくい姿を見られ、怒り悲しむ。助けに来たラ
ウル子爵を殺そうとするが、2人の愛の深さに負け、いずこともなく消えてしまう。


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舞台の仕掛けが素晴らしいです。地底深く逃げて行くシーンは幻想的で圧巻!
私が好きなシーンは、自分のみにくい姿をあばかれた時の怪人の怒りから哀し
みにかわる時・・・役者が上手いと涙が出ます。日本では市村正親が絶品でした。


オペラ座(パリ)には、本当に地下に水路があり消防士の水難救助訓練
などにつかわれています。また、現在入ることができるのかわかりませんが
私がオペラ座見学をした時に、大階段の下あたりに『鏡の間』があり、とて
も不思議な気分になり、怪人が住んでいても不思議ではないと思えました。


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・・・London ハロッズデパートもクリスマス・・・

かわいらしいクリスマスの仕掛けをたくさん見るこ
とができるので、観光客が写真を撮っていきます。





   2014.11


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