7月30日(2009年)の宵、庭で蝉の幼虫が羽化しているのを見つけました。翌 朝見てみると殻だけが残っていましたので巣立って行ったと思われます。宵 から翌朝にかけては天敵の鳥やスズメバチが居ませんので、一晩かけて飛 び立つのでしょう。ハルゼミとしては時季が遅く、クマゼミ、アブラゼミ、ニイニ イゼミのどれかと思って調べて見ました。多分アブラゼミだと思いました。羽 化したその日の昼ごろ、羽化した庭に面した窓にセミが飛んできてガラスに ピタリと張り付いて動かなくなりました。家の中を覗き込んでなにやら報告に 来たような様子でした。もちろん同じセミとは言えませんが、アブラゼミでした。 ところで、トンボの幼虫はヤゴ、蚊の幼虫はボウフラと呼ばれていますが、蝉 の幼虫の呼称は?です。ドンゴロと呼ぶ地方もあるようですが、これは蝉が 幼虫として長く地中に居てあまりひと目に触れないことによるのでしょうか。 |
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