*2012/JUL/24

Gabriel Urbain Fauré

フォーレのシシリエンヌ

(Sicillienne, Fauré)


作曲:ガブリエル・ユルバン・フォーレ

MIDI制作:滝野細道

ガブリエル・ユルバン・フォーレ(18451924 Gabriel Urbain Fauré)は、フランスの生れ、ドビュッシーなどと同年代の作曲家で、代表曲『レクイエム』をはじめ、多数の歌劇を作曲しています。この「シシリエンヌ」は歌劇『ペレアスとメリサンド(【青い鳥】のメーテルリンク作』の5曲の付随音楽のうちの一つで、日本では「シチリアーノ」または「シチリアーナ」としてよく知られています。この曲はまたイタリアのシチリア地方の、8分の6、または8分の12の拍子を基本にした舞曲の一般名のことで「シチリア舞曲」とも呼ばれることがあります。日本では<シチリアーノ=伊男性語、シチリアーナ=伊女性語、シシリエンヌ=仏女性語、シチリア舞曲>と色々の表現がありますが、これがフォーレの曲だけでなく、バッハやヘンデルのものがありますので、当倶楽部では「フォーレのシシリエンヌ」とすることとしました。
当倶楽部は< Piano Classic>と銘打っていますが、ビゼーの<アルルの女>のメヌエット同様、フルートが非常にマッチした曲ですので、フルート + ピアノ演奏でお送りします。
画像ライセンス Public Domain)