美しく青きドナウ

一般にシュトラウスと呼ばれるのはシュトラウス2世(Johann Strauss Jr. 1825-1899)のことで「ワルツ王」とも呼ばれました。この美しく青きドナウ、ウィーンの森の物語、皇帝円舞曲は最も有名です。ヨーゼフ、エドワルドの弟たちも作曲家となりましたが、ラデツキー行進曲で有名な父親ヨハン・シュトラウス1世は、ウィンナーワルツの形式を作り、2世の父親でもあることから「ワルツの父」と呼称されます。
父は2世が作曲家になることを反対しましたが2世は父の死後、父の楽団を吸収した楽団を形成して、ウィンナーワルツを広めました。この美しく青きドナウはパリ万博に出品演奏され、大好評を博したものです。生涯170曲のワルツ、120曲のポルカ、オペレッタは「こうもり」など18曲を世に送り出しています。

        Johann Strauss II  (Jr.)

         美しく青きドナウ
         An Der Shone Blauen Donau


         






















           MIDI制作:滝野細道 

                 *2008/5/11