明治42年(1909年)  JASRAC No.0U4-0716-4
   菩提樹
      (Der Lindenbaum)

         訳詞:近藤朔風
         作曲:Frantz Peter Schubert
         歌唱:女性合唱団
         MIDI制作:滝野細道


         泉に沿いて 繁る菩提樹
         慕い行きては うまし夢見つ
         幹には彫(え)りぬ ゆかし言葉
         うれし悲しに 訪(と)いしそのかげ

         今日もよぎりぬ 暗き小(さ)夜中
         真闇(まやみ)に立ちて 眼(まなこ)とずれば
         枝はそよぎて 語るごとし
         「来(こ)よ いとし侶(とも) ここに幸あり」

         面(おも)をかすめて 吹く風寒く
         笠は飛べども 棄てて急ぎぬ

         はるか離(さか)りて 佇(たたず)まえば
         なおも聞(きこ)ゆる「ここに幸あり」

         はるか離りて 佇まえば
         なおも聞ゆる「ここに幸あり」
         ・・・・・「ここに幸あり」

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          *10/OCT/28 Müllerの原詩