*2006/SEPT/01

Ludwig van Beethoven

エリーゼのために

(Für Elise)


作曲:ベートーヴェン
MIDI制作:滝野細道

ベートーヴェン(17701827 Ludwig van Beethoven, ルードウィヒ・ファン・ベートホーヴァン)のあまりにも有名な、クラシックのスタンダードナンバーです。クラシック嫌いな人でもデュオ姉妹ザ・ピーナッツの「情熱の花」くらいは聞いたことがあるでしょう。私もクラッシックMIDIを制作するにあたって、真っ先に無意識のうちに選んでしまいました。この曲には絶えず「エリーゼって誰のこと?」が付き纏っていたようですが、現在では、この曲は1810年頃テレーゼ・マルファッティ嬢に捧げられたものである、と言うのが定説となっているようです。しかし、「なぜテレーゼがエリーゼになったの?」と言う疑問はまだ続いています。ベートーヴェンの字が汚くて読み間違ったとか、ベートーヴェンは案外迂闊でよく書き間違った、云々。テレーゼ(Therese)、エリーゼ(Elise)・・・似てると言えば似てるし、違うと言えば違う。ThereseTheresaの愛称、EliseElizabethの愛称、チト違うような・・・。それにしても、想いを掛けていた相手に、汚い字や、間違ったものを贈るとは、これも想像できません。<サッチャンはね、サチコって言うんだほんとはね・・・>、でいいんではないでしょうか?画像:Public Domain/PD)