明治40年(1907年)     JASRAC No.031-0237-8
故郷の廃家

訳詞:犬童球渓(PD)
作曲:W.S.ヘイス(PD)


  歌唱:
  MIDI制作:滝野細道

(一)
幾年
(いくとせ)ふるさと 来てみれば
咲く花鳴く鳥 そよぐ風
門辺
(かどべ)の小川の ささやきも
慣れにし昔に 変わらねど
あれたる 我家
(わがいえ)
住む人 絶えてなく

  
  鳴子ダム、神滝温泉手前の<廃家>の前にある
  大町桂月の『薄着して山に入れば残雪ふきの薹』
  の歌碑がある。大町桂月は高知県出身だが、東
  北地方をあまねく旅し、中央に紹介した。晩年青森
  蔦温泉の居を定めた。この「故郷の廃家」の原曲
  
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  Photo taken by Hosomichi in 2000
(二)
昔を語るか そよぐ風
昔をうつすか 澄める水
朝夕 互
(かたみ)に 手をとりて
遊びし友人
(ともびと) 今いずこ
さびしき故郷
(ふるさと)
さびしき我家や

八洲秀章&抒情歌 童謡・唱歌 懐メロ  *08/SEP/06  「細道のMIDI倶楽部」TOPへ