モルダウの流れ
 作詞:植村敏夫 
 作曲:スメタナ


 ボヘミヤ平野をとわに
 青く潤おし緩やかに
 流れる川こそとわに
 わが故郷の誇るもの

 流れる川こそ麗しき
 我らが命のモルダウよ
 水清き川の流れ懐かしや

 ボヘミヤ平野をとわに
 青く潤おし緩やかに
 (即、最初から繰り返し)

           *2012/JUL/10

Bedrich Smetana

ヴルタヴァ 「我が祖国」より

(Vltava fm Má Vlast)


作曲:ベドルジハ・スメタナ
MIDI制作:滝野細道

ベドルジハ・スメタナ(18241884 Bedrich Smetana )は、チェコの作曲家・指揮者・ピアニストで、特に6連の交響詩からなる「我が祖国」の2番目の「ヴルタヴァ (Vltava)」が日本ではよく知られています。<ヴルタヴァ>というのはチェコを流れるヴルタヴァ川のことで、エルベ川に注ぐ支流の情景を描いていますが、この川がドイツではモルダウ川と呼ばれている関係で、日本では「モルダウ(Moldau)」という曲名が一般的です。当ページのタイトルも<「我が祖国」よりモルダウ>としています。日本では、スメタナ=我が祖国と、一発屋のように思われている向きもありますが、スメタナは祖国チェコでは国民的作曲家で、オペラ、交響詩、室内曲・ピアノ曲など数多くの曲を書いています。指揮者、ピアニストとして北欧のイェーテボリを基点に活躍し、リストの援助を受けたり、アントーニン・ドヴォルザークの師匠であったことも知られています。。画像ライセンスGNU FDL1.2 by Libro from Creative Commons)