組曲にこのような美しいメロディーは聴いたことが無いと記しましたが、衝撃的であったことは間違いないです。この「情景」は「四羽の白鳥の踊り」と同じ第2幕の「静かな湖のほとり」で、ジークフリート王子が白鳥の泳ぐ湖の情景に見とれる最初の場面に流れる曲です。美しくなくっちゃあいけませんね。このメロディーは編曲されたものも含め4回流れます。しかし、曲はオデット姫の心を表現するかのように美しいのですが、この後に必ず美しさをかき乱すような魔法使いロートバルトが登場します。まるで格闘技のファイターが登場するときのイメージソングみたいです。ちなみに、組曲の「ワルツ」は第1幕で王子の誕生日を祝って町の衆が踊る、祝舞であります


      Peter Ilyich Tchaikovsky


      白鳥の湖

        【情景】

















        MIDI制作:滝野細道