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峠の我が家
(Home on the Range) |
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訳詞:久野静夫
作曲:American Folksong(PD)
MIDI制作:滝野細道
(一)
空青く山は緑 谷間には花咲き
幼い日ひとり遊ぶ 懐かしのあの家
ああ我が家(いえ) 峠の我が家
楽しい日悲しい時 想い出のあの家
(二)
紅の空を高く 鳥は鳴き飛び行く
山の端に月は懸かり 夜の香は漂う
ああ我が家 峠の我が家
楽しい日悲しい時 想い出のあの家
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*10/NOV/07 English |
この「峠の我が家」の原詩が“Home on the Range”である
と知りました。細道は通常“range”というのは山脈、山並み、
山頭火の『分け入っても分け入っても青き山』という感じを抱
いていて、<山懐の>、とか<山間の>あるいは<平原の>
が直訳としては、妥当かなと思います。しかし、題名を<峠の
・・・>としたのは、ぱっと広大な視野が開けるような心地がし
て、日本の風景に絡めるには誠に秀逸な邦訳だな、と感心し
ました。先人の苦労が偲ばれます。
この原曲は現在アメリカ・カンザス州の州歌となっています。
邦訳も色々あって、細道の記憶では出だしが『水牛は群れさ
すらい・・・』でした。これは平原の風景ですね。 |