高階哲夫【(たかしな てつお、本名:高階哲応、明治29年(1896年)3月5日〜昭和20年(1945年)4月17日、富山県滑川出身】は東京音楽学校出のバイオリニストで作曲家でした。高階哲夫名で多くの作詞家の曲を残しましたが、代表作は自身で作詞したこの「時計台の鐘」です。また彼は別に小田進吾の名前でも高名な作詞家(島崎藤村、北原白秋など)の童謡に曲を付けています。
 昭和6年(1931年) JASRAC No.055-0268-3
作詞・作曲:高階哲夫   歌唱:高階ます子   MIDI制作:滝野細道
童謡・唱歌  懐メロ  八洲秀章&抒情歌  *2011/JAN/01 「細道のMIDI倶楽部」TOPへ 
時計台の鐘
 (一)
 時計台の 鐘が鳴る
 大空とおく ほのぼのと
 しずかに夜は 明けてきた
 ポプラのこずえに 日は照りだして
 きれいなあしたに なりました
 時計台の 鐘が鳴る

 (二)
 時計台の 鐘が鳴る
 アカシヤの樹に 日はおちて
 しずかに町も 暮れてゆく
 山の牧場の 羊のむれも
 だまってお家へ かえるだろ
 時計台の 鐘が鳴る