浦島太郎伝説 寝覚之床


浦島太郎が竜宮城から帰ってきて故郷の変わり果てた姿を見た、というところで物語りは終っているが、その後放浪の旅に出た太郎が、山中を彷徨って行き暮れて、はっと起きてみたら奇岩景勝の岩の上だった、と言うのが伝説で、浦島太郎が目覚めたところなので「寝覚めの床」、目覚めた岩が「床岩」となった、とのことである。臨川寺がその由来で建立されたのは確からしい。


一番左の句が正岡子規の<白雲や青葉若葉の三十里>


細道の祖父痴山の立てた句碑            細道撮影の「寝覚之床」