画家自身の随筆、友人の寄稿文、新聞・雑誌の画家の個展批評などがあります。
この館には、故郷の原風景が展示してあります。画家は東京生まれで少年時代を信州飯田で過ごしました。農村で生まれ育った者とは違った最初の鮮烈な印象が、画家の将来の画業の道を定めたものと思われます。望郷の念が色濃く現われていると思われるものが主として選んであります。
この館は、正に原宗教の原点というべき、<野の祈り「道祖神」>の作品群です。最近の作は初期のものよりシンプルとなりましたが、画家の意図する野辺の素朴な神の祈りが中から光だし、周辺に匂い立つようになりました。東北の<おしらさま>をはじめ野辺の神々は、日本の農村風景とともにあります。
この館には、日本の風景の原点である<神々の守られた農村風景>が展示されています。そこには必ず豊穣の田畑の風景が山に守られて描かれています。画家のいう「風景に田圃があるのが日本の原風景です」。画家は多感な時代を伊那谷で育ちましたが、その豊かな風景が底に流れています。
SHIGEKAZU
EZOE
ART GALLERY
この館は、<神そのものである「山」>のシリーズです。画家は最初は田園風景を守るように後ろに聳え立つ山々を描いていましたが、途中で前の風景が無くなり、険しい山のみとなっていきました。それも深く高く、神々しいまでに峻厳な人を寄せ付けない孤高の山。画家自身を表象しているようです。
【管理人よりお知らせ】
1.このサイトは、孤高の画家として、個展主義で独自の道を歩んできた、
  画家江添繁和氏の承諾を得て開いた「江添繁和オフィシャルサイト]です。
2.このサイトに載せてあります絵画の写真の著作権は、江添繁和画伯に
  帰属します。いかなるご利用もお断り致しますのでご了解ください。掲載
  の絵画は未譲渡のものに限りますが、サイトの更新の都合で前後する
  場合があります。
3.掲載作品に関するお問い合わせは、右にありますメールにて江添家に
  お願いたします。
4.江添繁和画伯の個展情報、最近の画業・活動については、中央の美術
  館のロゴをクリックして下さい。
5.絵画の写真、画伯の文章以外の、イラスト・文章・構成は管理者に帰属
  します。

←←←


→→→
談話室

江添家へのメールです。要返信の場合は、差出人(M)の項に御自身のメールアドレスを入れて下さい。