ディベート教育功労賞
今年度から松下電器産業株式会社の協賛を得て、ディベート教育功労貰を制定いたしました。
本賞は、ディベートの普及と指導に取り組み、著しい成果をあげたと認められる団体および個人を顕彰するものです。
全国教室ディベート連盟の各支部から准薦を受け、選考委員会で審査した結果、以下のように決まりました。
<団体の部>
財団法人 中部科学技術センター
(推薦理由)
平成5年より東海地区(愛知県・岐阜県・三重県)において、「東海地区高校生ディベート大会」を主催者として開催し、東海地区におけるディベートの普及に多大なる貢献をしている。
ディベート甲子園が開始された平成7年以降は、「東海地区高校生ディベート大会」の優秀枚をディベート甲子園全国大会代表校に堆薦すること、ディベート甲子園ルールを採用すること、全国教室ディベート連盟東海支部が東海地区高校生大会の監修を担当することなどを通して、全国教室ディベート連盟東海支部及び読売新聞中部本社とともに東海地区におけるディベートの普及に精力的に取り組んでいる。
地区内全学校への大会案内送付及び主要な高校への訪問(毎年)、地区内全学校へのディベート啓蒙ビデオ送付(平成11年)、国民文化祭関連行事として岐阜市における大会開催(平成11年)なども行っている。
<個人の部>
岡山洋一氏(札幌ディベート研究所)
(推薦理由)
岡山氏は、大学在学中に英語ディベートを始められ、1984年には「札幌ディベート研究所」を設立、以降、北海道のディベート普及と指導に尽力されてきた。
この間、北海道道内各青年会議所での社会人ディベート指導と平行して、学校ディベートの普及と指導に特別の力を注いで来られた。また、ディベート甲子園発足時にはルール作成に協力、以降、毎年北海道地区大会の審判責任者として運営を支え、同時に全国大会審判として尽力されてきた。さらに、教育雑誌に教育ディベートのあり方を解明する研究論文を多数執筆し、教育界へのディベート普及に尽力されてきた。
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