ディベート北から南から

第2回 D-1 GRANDPRIX 開催

北海道支部副支部長・ディベートアゴラ主宰  岡山 洋一

第2回D-1 GRANDPRIXを2004年12月12日(日)に開催しました。ディベート・アゴラが主催し、北海道支部が協賛しました。

2年前から始めたディベート・アゴラは、誰でも準備なしにディベートができる広場(アゴラ)を提供するのが目的の会です。毎月第2土曜日に行っています。立論を用意し、参加者はその立論を使って、質疑、反駁を考えます。フォーマットは少し短いディベート・アゴラ方式を使っています。立論4分、質疑2分、反駁3分です。中学生から大学生、大人まで多彩な人が参加しています。

このアゴラで、今年で2回目となる、D-1 GRANDPRIXを開催しました。誰でも参加できる大会です。今年も中学生から大学生まで8チームが参加しました。

D-1は他の大会と少し違う点があります。

・短いフォーマットを採用。立論4分、質疑2分、反駁3分(通常のアゴラスタイル)

・論題を当日発表し、主催者が作成した立論を使って試合をする。

・バロットシートを作成し、詳しい点数をつけ、判定理由も審判に書いてもらい、参加者にフィードバックする。

予選を肯定・否定各1試合ずつ行い、勝ち数、点数で上位2チームを決め、決勝戦を行いました。決勝戦は札幌聖心女子学院高校チーム対北大ディベートクラブの対戦で、北大ディベートクラブの優勝でした。

 決勝戦は札幌タイムスに取材をしてもらい、翌日の紙面に大きく取り上げられました。また来年も開催したいと思います。

ディベート・アゴラのHP http://www13.big.or.jp/~yokayama/Agora/index.htm

本稿は『トライアングル』第49号(2005年1月号)に掲載されたものです。