バミューダ・トライアングル 肯定側立論

By 北嶺高校 Yo

立場は「バミューダ・トライアングルにおける船舶・航空機などの”奇妙な”消滅事故が起きており、またその原因は特殊な事情によるものである」です。

次に定義をします。

バミューダ・トライアングルとは、「バミューダ島」「フロリダ半島マイアミ」「西インド諸島ブエルトリコ」の近隣3点を結ぶ海域、及び空域を意味します。

では論証します。

★まず最初にバミューダ・トライアングルにおける奇妙な消滅事件が長い間多発しています。

◇このことを証拠資料を用いて説明します。

出典は 1993年 並木伸一郎著「あの魔の三角地帯の謎がついに解けた」より

引用開始「記録によると、最初の消滅は1800年ごろで、現在まで120を超える船舶、50を超える飛行機、やく2300人もの人々が消えている。」引用終了

★主にこの現象は「船を残し、乗組員だけが消える」こともあり、また「船ごと」全て消え去る、という現象があります。以下に具体例を述べます。

◇出典は「http://www001.upp.so-net.ne.jp/notheme/world/bamyu.htm」より

引用開始「1840年フランス商船 ロザリエ号は、目的地へ向かう途中、乗組員だけが姿を消し、 漂流しているところを発見された。積荷はそのままだった。1872年12月メアリー・セレスト号。漂流しているところを発見された。 乗組員11名だけが消失していた。1902年行方不明となったドイツの帆船フレア号、発見されたとき乗組員のみ消失していた。」引用終了

以上のはあくまで数例だけであり、冒頭に紹介したように現在はかなりの量の船舶や航空機が消滅しています。

★では、次にこの原因について3点論証します。

■1点目「プラズマによる消滅」です。

これらの消滅事件は大規模なプラズマ現象がもたらしたものであります。なぜなら、バミューダ・トライアングル付近は磁気異常によりプラズマが発生しやすいからです。

この現象について証拠資料を用いて説明します。

◇出典は「http://www.fitweb.or.jp/~entity/kaiki/shoumetu.html」より

引用開始「結論からいえば、バミューダで起こる怪光現象には地球規模の巨大なプラズマ発光が関わっている。プラズマとは原子核と電子が分離した特殊なソリトン状気体のこと。極地で見られるオーロラ現象も壮大な大気プラズマ現象の一種である。1気圧の大気中で安定してプラズマを発生させることは容易ではない。しかし、膨大な量のメタンガスが磁気異常を引き起こし空気をイオン化することで、あるいは大気プラズマの発生条件を実験室のように高めているのかもしれない。人工衛星に被害を及ぼすほどの磁気異常なのだから、バミューダ海域で大規模なプラズマ現象が発生しているとしても別段おかしな話ではないだろう。実は似たような怪光現象は五大湖でもしばしば目撃されている。そして五大湖でも多くの船や飛行機が原因不明のまま消息を断っているのだ」引用終了

また、具体例もあります。

◇証拠資料です。出典は同書です。

引用開始「1954年7月、スターファイアのパイロットとレーダーオペレーターは五大湖周辺の上空で光り輝くUFOらしき物体を目撃し、追跡し始めた。だが、やがてコックピットが“溶鉱炉のように異常に過熱”したため、やむを得ずパラシュートで脱出して難を逃れたという。事件の2日後、その詳細がバッファロー・クーリエ=エクスプレス紙に以下のように報じられた。“訓練飛行中、彼らは無線で未確認飛行物体を調べるよう指示された。チェックしたところ、問題の航空機に敵意がないことが分かったので、彼らは基地へ戻り始めた。……すると突然、機体前部で火災が起こり、……パイロットとレーダーオペレーターは高度2100メートルで燃えさかるコックピットからパラシュートで脱出した”。これは五大湖の最も有名なUFO事件である。UFOとは言うが、一種の球電現象(プラズマ現象)に間違いない。数多くの目撃談から共通の要因を抜き出すと、たいていの場合は赤や緑、白や金色に変化しながら明滅したり、赤または白の球形で膨張したり収縮したりしている光が目撃されており、双眼鏡で見るとペアに見えたという報告もある。コックピットが異常に過熱したのは、強力な電磁波に航空機がさらされたため、また火災が発生したのはEM現象によって機械がショートしたことが原因だろう。では同じことがバミューダトライアングルにも言えまいか。バミューダ海域では局地的な磁気異常が起こっており、プラズマが発生しやすい環境にある。バミューダの謎――すなわち船舶や航空機の不可解な遭難のいくつかに、五大湖と同じプラズマ現象が関わっている可能性が高い。」引用終了

よって、プラズマによる消滅事件は妥当であると十分考えられます。

■2点目。「メタン・ハイドレートによる消滅」です。

これは、メタンガスが高い圧力で水に溶け込み、固体物質になり、氷上物質の中に膨大な量のメタンガスが閉じこめられていることにより、温度や圧力などの条件変化により、メタンガスと水に分離し、大量のメタンガスを噴出させるということです。

まず、バミューダ・トライアングルにはこのメタンガスが沢山あることを証拠資料を用いて説明します。

◇証拠資料。出典は「http://www.fitweb.or.jp/~entity/kaiki/shoumetu.html」です。

引用開始「実は、バミューダ海域にはこのメタンハイドレートが広くしかも大量に堆積していることが分かっているのだ。メタンハイドレートは温度や圧力などの条件が変化すると、メタンガスと水に分離し、その結果、大量のメタンガスを噴出する。しかも、バミューダ海域は世界最大の暖流ガルフ・ストリームが流れる稀な海域であり、それがトライアングル周辺で複雑な蛇行を繰り返すため、メタンハイドレートが非常に崩壊しやすい環境でもあるのだ。こう言うとメタンガスとバミューダ海域での遭難事故がどう繋がるのか訝る方もいるだろうが、これは非常に重要な問題なのである。」引用終了

次に、具体的にどのようにメタンガスが船舶の消失につながるか、証拠資料で説明します。

◇出典は同書です。

引用開始「もし船舶が航行する海域で大量のメタンガスが放出されようものなら、海面に達したメタンガスの泡で船の浮力が低下し、最悪の場合、転覆という事態に陥る。これをブローアウト現象というが、実際、誤ってメタン層を破ってしまい、膨大なメタンガスの泡の中で海底に沈んでしまった巨大石油掘削機の数は今までに40台以上にも上るのだ。これは何も石油掘削機や船舶だけの問題ではない。メタンガスは空気よりも軽いため、海面から空気中に出た後はそのまま上昇する。そのメタンガスの中に飛行機が入りこむとどうなるか?メタンガスは空気吸い込み口から機内に入り込み、飛行機のエンジンプラグに引火することでいっきに空中爆発を引き起こしてしまうのだ。そこまでいかなくても、メタンの燃焼によって空気中の酸素が消費され、エンジンは停止し飛行機は海中に墜落してしまう。また海底に沈んだ船舶や航空機はガスの噴出によって作られた海底クレーターに落ちたあと、かき上げられた細かい沈澱物によって覆われてしまうため、その残骸が発見されることはほとんどない。コンパスや計器が狂ってしまうという謎も明確な説明が可能である。海底から噴出したメタンは水面に上がって大量の泡を作り上げる。泡がはじけた瞬間、水面の水が弾き飛ばされるが、この水滴にはマイナスイオンが大量に含まれており、そこに風が吹くことでマイナスイオンが移動し電流が発生。すなわち磁界が発生し、局地的な磁気異常を引き起こすのだ。羅針盤やコンパスを狂うのはそのためである。またメタンガスが何らかの原因で燃焼すれば海面はまたたくまに火の海に包まれる。コロンブスが見た怪光現象もあるいはこれで説明がつくかもしれない。」引用終了

また、別の証拠資料により、さらに証明します。

◇出典は「http://x51.org/x/03/10/2419.php」です。

引用開始「オーストラリアはメルボルンのMonash大学研究グループの調べによれば、長年科学者達を当惑させてきた「バミューダトライアングル」の謎は海底から立ち上る巨大なメタンガスの泡塊が船を沈めるのではないかと結論したとのこと。今年9月にアメリカの物理雑誌に掲載されたこのレポートはモナッシュ大学JosephMonaghan教授と受賞学生DavidMay氏らによって発表され、レポートによれば、最初スコットランドの東岸沖で巨大なメタンガスポケット(メタンが結晶化されたメタン・ハイドレートと呼ばれる水和物・写真参照)の側に沈没した置き網漁船を発見した事から着想し、船は数千年に渡り海底に蓄積、そして突如噴出されたメタンガスの泡塊によって沈められたのではないかと結論したという。「海底に巨大なメタンポケットがあるっていうことは長い間知られて来た事だけど、それが何らかの刺激や、あるいはそれ自身の巨大な内圧によって爆発するっていう可能性は十分にあり得ることだ。」とJoseph教授は語る。しかしそれで船の問題は解決したとしても、バミューダ海域では古くから航空機の墜落も多数報告されている。しかし、この試論でその事実は説明がつくのだろうか?Joseph教授の助手、May氏は語る。「バミューダの三角海域には昔からメタンガスが存在することは知られています。そして噴出されたガスが船の沈没原因となりえる事は我々の研究と実験が既に実証しています。更にそれは航空機墜落の原因にも成り得るのです。巨大なメタンガスの塊が航空機を直撃した場合どうなるでしょうか?メタンガスは超高熱のエンジンに接触して、一気に爆発する訳です。」引用終了

よって、確実にメタンハイドレートによる消滅事件は考えられます。

■3点目。「電磁場による消滅」です。

これは、強力な電磁場により消滅させる、という事です。これは統一場理論というアインシュタインが唱えた理論で、「重力場と電磁場をひとつにまとめることによって生まれる力を応用する」ことによって、物体を消滅させ、時にはテレポートさせる現象です。

◇証拠資料。出典は「http://www.crc-japan.com/research/bamuda/

引用開始「強力な電磁波は物体を消滅(移動?)させるといわれている。また、これは実験も行われたともいわれており、アメリカ軍はエルドリッジ号を使った公開実験で、この強力な電磁波を使い、船体を消失させる実験を成功させているという。(フィラデルフィア実験)しかし、この時は完全に成功したわけではなく、船舶が戻ってくると大半の人が死亡していた(しまった)とされている。仮にこれが事実ならば全ての仮説を凌駕する説である。」引用終了

ここで、この理論を論証するために「フィラデルフィア実験」について説明します。

まず、この実験について証拠資料で説明します。

◇出典は「http://www.geocities.co.jp/Technopolis/7954/FRFT.html

引用開始「第二次世界大戦の最中である1943年10月28日、アメリカのペンシルバニア州フィラデルフィアにある米海軍工廠において、レーダーに対して不可視化する実験がおこなわれた際に実験艦として使われた駆逐艦がエルドリッチである。エルドリッチの船内には数多くの電気実験機器が搭載され、そのスイッチを入れると艦はレーダーはもとより肉眼でも認められなくなったという。ところが実験中エルドリッチは突如消失し、フィラデルフィアからおよそ1600マイル離れたノーフォーク沖へテレポートしたのである。エルドリッチはその後フィラデルフィアに帰還したものの、乗組員の中には体が船体に溶けてしまったり、衣服だけが船体に焼き付けられた者や精神異常をきたす者もいた。そもそもこの実験は、『UFOについて』という本を出版したモーリス・ジェソップという作家に1956年、カルロス・マイケル・アレンデという人物から届いた手紙に端を発し、モーリスはこの手紙を受け取った3年後に謎の自殺をとげ、海軍は総力をあげてアレンデを捜したが失敗に終わった。この怪実験は現在でも様々な論議を巻き起こしている」引用終了

このように、実際に強力な電磁場によりテレポートすることが実験によって明らかにされています。

間違いなく、強力な電磁場により消滅することが考えられます。

以上に述べたように、この3点から、船舶や航空機が消滅することが立証されました。

これまでは、「消滅」するということについて述べてきましたが、実際にはフィラデルフィア実験の説明においても述べたように、テレポートしたり、時空を超えて、戻ってくる、ということもしばしば報告されています。

■数十年前に消滅した航空機が戻ってくる、ということについて説明します。

実際に、数機の航空機が、数十年の時を経て、いきなり空港に着陸した、という事例を証拠資料をもちいて説明します。

◇証拠資料。出典は「http://www.interq.or.jp/www-user/mahoroba/Fantasy/mystery/world/airplane.html

引用開始「 南米大陸にあるブラジルの南部に位置するリオ・グランデ・ド・スール州、ポルトアレグレはその州都である。西暦1954年9月4日、そのポルトアレグレにある空港に向けて、西ドイツ(当時)のオランダ国境に近いアーヘン空港から一機の旅客機が離陸した。この旅客機は乗員乗客合わせて93名を乗せたサンチアゴ航空513便で、西ドイツのアーヘンからブラジルのポルトアレグレまで直線距離で約10600キロ、実際にはまっすぐ飛行するわけではないが、航路上にとくに危険な空域は無く、翌日には常夏のブラジルに到着する予定だった。しかし、何ら問題も無く飛行を続けていたはずの513便だったが、大西洋上を飛行中に突然消息を絶った。いつまでたっても通信が回復しないどころか、どこのレーダーサイトでも機影を捉えることが出来なかったことから、単なる通信機器の故障などではなく、洋上での遭難、つまり海上に墜落した可能性が高いと判断され、すぐさま関係各国による海空からの大規模な捜索が開始された。しかし懸命の捜索にもかかわらず機体の破片すら発見されず、また、当初緊急事態でどこかの空港に着陸しているのではないかとも思われたが、航路上あるいはその付近にあるどの飛行場にも着陸した事実は無く、そのためこの件は乗員乗客の全員は絶望、遭難事故として処理された。1989年10月12日、ブラジルのポルトアレグレ空港ではいつものように航空機が離発着し、管制官がその対応を行っていた。そのとき、あまり見馴れない型の一機の旅客機が近づいてくるのが見えた。その機体は3枚の垂直尾翼を持つ独特のスタイルのロッキード製スーパー・コンステレーションという旅客機だったが飛行計画にはなく、管制塔からは問い合わせの呼びかけが行われた。しかし、その呼びかけに応答は無く、旅客機はそのままポルトアレグレ空港に進入、着陸した。通常、個人所有の小型機から航空会社の大型の旅客機まで、飛行機はその飛行に際し、どういった経路で飛行を行うかなどを記載した飛行計画書を提示することになっているのだが、この旅客機は飛行計画に記載が無く、通信にも返信が無かった。そのため、不測の事態が発生して緊急着陸したのではないかと係官が駆けつけたが、旅客機からは出てくるものは一人も無く、相変わらず呼びかけにも応じない状態だった。はじめはテロやハイジャックの可能性も考えられたがその様子も無く、調査のため外側から扉を開けて中へ入った。しかし、そこには信じられないような光景が広がっていた。座席に座る乗客は全て白骨化しており、パイロットや乗務員も同様に白骨化していた。さらに驚いたことにフライトレコーダーの記録を調べたところ、この機体は1954年に西ドイツのアーヘン空港から飛び立ち、大西洋上で消息を立ったサンチアゴ航空513便であることが判明したのだ。関係部署があらゆる調査を行ったが、なぜ35年前に消息を絶った飛行機が突然現れたのか、乗員乗客はなぜ特に争った形跡も無く白骨化していたのか、この飛行機は35年間どこを飛行していたのか、すべて謎のまま現在でも解明はされていない。」引用終了

以上のは既に白骨化してしまっていましたが、次に紹介するのは、現実に生きた人の体験です。

◇証拠資料。出典は「http://www001.upp.so-net.ne.jp/notheme/world/bamyu.htm」より

引用開始「1970年軽飛行機を操縦していた ブルース・ガーノンという若いパイロットがバミューダを飛行中、 不思議な雲に突っ込み、 マイアミに着陸してみると、考えられる最短飛行時間よりも30分も少ない時間で到着したことが分かった」引用終了

よって、このような事は確実に考えられます。

■次に、この現象に加え、場所もテレポートしたという事例について説明します。

証拠資料を用いて、説明します。

◇出典は「http://www.fitweb.or.jp/~entity/kaiki/shoumetu.html

引用開始「1968年6月3日、南米アルゼンチンで弁護士業に就くジェラルド・ビダルとその妻は、午前0時30分頃、自家用車に乗って国道2号線を走っていた。その時、突然前方に白い霧が現れ、ビダル夫妻の車とその前を走っていた親戚のローカム夫妻の車は、そのまま奇妙な霧の中に突入した。霧を抜けたローカム夫妻が後方に目をやると、後ろを走っていたはずのビダル夫妻の車が見えない。ビダル夫妻の車は霧の中で忽然と姿を消してしまったのだ。これだけなら物体消失現象の典型的パターンだと言える。しかしこの事件にはまだ先があるのだ。2日後の早朝、ローカム夫妻の家に消失したビダル夫妻から電話がはいった。なんと電話先はメキシコシティにあるアルゼンチン領事館だった。ビダル夫妻によると、霧に突っ込んだ時までは記憶があるが、気がつくと36時間が経過しており、真昼のメキシコを走っていたのだという。単なる記憶喪失ではない。36時間でアルゼンチンからメキシコまで行くことは不可能だからだ。奇妙なことに、夫妻の車は高熱にさらされた痕跡があり、塗装がすべて焼け落ちていたという。ビダル夫妻の事例は先述したバミューダ海域におけるブルースの事例と重なる要素がある。どちらも不可思議な雲塊に突入したあと、瞬間的な空間移動を経験しているからだ。だとすれば、バミューダ海域で起こる怪奇現象のうち、過積載による遭難やメタンガスによる沈没では説明不可能な事例――人間だけが消失する場合や管制塔のレーダーから航空機が一時的に消えてしまうなど――にこの不可解な雲が関わっている可能性がある。」引用終了

以上の2点から、ただ消滅しただけではなく、消滅したのは一時的であり、時空を超えて、数十年後に再び現れる、又は違う場所に現れるという事が考えられます。これによって、消滅することは確実に証明できます。