see spirit healing
意識的、無意識的にテレパシーのメッセージを送る人。
睡眠、催眠、瞑想など、日常の状態とは異なる意識状態のこと。
1885年創立。SPRと同様心霊現象の科学的研究を行う協会
心霊現象など、その他一切の現象を人体にそなわる不可思議能力をする自力説。
そこにいないはずの人物や動物などの姿が目撃されること。
降霊会などで遠方のものを瞬間的に目前に(特に密室内に)出現させること。
see spirit body
幽体が肉体から離脱するときに、銀色に光る糸を引く。これを魂の緒といい、幽体が再び肉体に戻る場合はどんなに遠く離れていても魂の緒は切れないが、死の場合は、幽体が肉体から離れるとまもなく切れてしまう。
意識だけが肉体を離れて移動すること。またはそのような体験。OOBEと同義。
see spirit world
霊能者の中には、人間や動物などの回りを囲むような光が見え、その色や形によって、相手の健康や感情などの状態を知ることができるという人がいる。その光をオーラという。
筆記用具を持っている手が勝手に動いて、文章などを書きだす現象。絵を描く場合を自動作画ということもある。これに対し、降霊会などで誰も手を触れていない筆記具が、自然に動いて字を書くのを直接書記という。
指導霊が霊能者の魂を操作して、霊能者にあたかも耳で聞くような感じを起こさせ、霊の言葉を聞くこと。
すでに知られている通常の感覚によらず、よその物理的なものごとを知ること。
see spirit healing
心霊実験会や降霊会において、霊界側の全てを統轄支配する高級霊。
バラバラでは分からないが、つなげると初めて意味をなす通信が、2人以上の霊媒を通じて現れてくること。
2人以上の霊媒のメッセージに同じ言葉や文章が独立して現れること。
直径が5〜7.5cm程度の水晶球を黒いビロードで包み、前だけ空けて霊能者がこれを擬視すると、画像が現れ、これによって未来を見るもの。
長さ0.3〜0.8mmのハシバミの木のV字形になった枝の両端を、霊能者が左右の手で堅く握り、前方に突き出して歩行すると、その枝が水脈や鉱脈を指示する現象。
18世紀ごろから携帯用のダウジング用具が考案された。バニッシュ・フォーク、スィーベル・アングル、エジプシャン・アンカーなどの屋外用のものを一般にダウジング・ロッドという。
死んだ人の霊のことで、生き霊と区別するために用いる用語。
see automatic writing
降霊会などにおいて、霊媒の口を借りたりすることなく、直接空中から霊の声がすること。
see automatic writing
肉体を持たない精神のこと。霊魂などのことを科学的に言い換えた用語。
本人と同じ姿をしたものが別の場所に現れる現象で、自分で見ることもある。
人間の魂が押しのけられ、他の一つまたは二つ以上の霊魂が、一時的にその人間の体を占領することによって引き起こされる現象。
降霊会の最中に全く無関係な、どこの誰ともわからない霊が、交信の中にまぎれこんでくること。
土地につく霊。死後、死亡した場所とか、何かゆかりのある土地や建物などにとどまっている霊。
降霊会などで霊媒の身体からでて、霊の姿などを形作ったりする物質。
人にとりついて悪いことをする霊。
悪魔つきから悪魔を追い払うために行う儀式。
悪魔払いを行う人。
透視、テレパシー、予知などの認知型の超能力をいう。すでに知られている、当たり前の感覚的手段や論理的推測によらずに、よその物事を知ったり、それに反応したりすること。J.B.ライン博士の造語。
ロウソクの炎の上に手をかざしても、火傷を負わなかったり、赤く熱した石炭を手でつかんだりすること。心霊科学ではこの現象を、エクトプラズムの耐熱膜が造られて火から守ると考えている。
夜、山の峰や堤の上を、ついたり消えたりしながら列をなして移動する、赤または青白い灯の行列。
遠隔認知(物について)と遠隔感応(人間と人間の間)をいっしょにしたもの。
背後霊の中心の役目をしている霊魂。多くの場合三百〜七百年前他界した先祖の霊魂で、男には男の、女には女の守護霊がついて護っている。
その人の職業、趣味、特技などを指導している背後霊。生前同じ職業だったり、同じ趣味を持っていた霊魂が多く、先祖や国籍には無関係である。
幽霊が見えたり、原因不明の音が聞こえたりといった、まるで何かの霊がついているかのような現象が、たびたび起きる家。
守護霊または指導霊の指示により、特殊の任務を分担、補佐する霊。
1848年に、アメリカのニューヨーク州ハイズヴィルで、謎のラップ音の指示にしたがって地下室を掘ったところ、死体が発見されたという事件。これによって死後の霊魂の存在が証明されたとし、霊魂に関する問題が新しく科学的に研究される動機となった。心霊主義者は、ハイズヴィル事件の日、1848年3月31日を心霊科学発足の日と定めた。
人為的に暗示性を高め、注意を一方向に集中させ、知覚や記憶などに変化をあたえる方法。
何も考えていないとき、心にふと浮かんだり、自分で考えようとしないでも、心に強く感知されてくる現象。第六感の、特に明確なもの。
1946年12月1日設立。SPRと同様、心霊現象についての科学的研究を行う協会。
霊媒を通じて出てきた霊と、問答する人。
すでに知られている物理的な方法によらずに、自分または他の人や物などを空中に浮き揚がらせること。
人間が何かを強く考えるか、霊能者がふと思っただけで、本人と同じ姿の霊的生物が生じて、本人が知らない独立行動をすること。念の化生ともいう。
降霊会などにおいて、霊媒の体から出たエクトプラズムが、霊の姿などを形作ること。
死者などの霊を呼んだり、自分にのり移らせたり、心霊現象を起こすことができる人。
see spirit world
オーストリアの医師、アントン・メスメルによってとなえられた説。動物磁気という特別なエネルギーで病気が治せると主張し大成功を収め、今日の催眠術発見のきっかけを作った。
龍、白狐、天狗などのように、肉体を持ったことのない霊界の生物。
医学的に一度死んで、奇跡的に生き返った人が、死んでから生き返るまでの体験の記憶を持っていること。
精神の力などで未感光のフィルムが感光する現象。この現象は福来友吉博士によって発見、命名された。
ある個人になんらかの霊がのり移ったような形になって、その霊の言葉と称するものをしゃべったり、それらしき動作をしたりする現象。
本人がそれと気づかないうちに、人間にとりついて、行動や考えを支配してしまう霊。
意識が肉体を離れ、寝ている自分の姿や、遠方の様子などを見たりすること。
数字やアルファベットなどを書いた大きな板と、小さな指示盤とからなる、一種の自動書記用の道具。
ESPやPKなどの、すでに知られている通常の科学法則だけでは説明のできない現象。
超能力の科学。超能力や心霊現象を研究の対象とする。
テレパシーでメッセージを受ける人。
簡単に自動書記ができるように考案された道具。ハートの形をした板に、先端がよく滑るように作られた2本の足と、ボールペンなどの筆記用具が付けられているもの。
家財道具などの物体が、説明できない移動や破壊をしたり、原因不明の音がしたりする現象。
現在の知識からの推測によらずに、未来の出来事について前もって知ること。
特異能力者が死者の言葉を伝えるとき、肉親その他関係者に代わって、他の人が実験会にたちあうこと。
ESPやPKなどの、超能力や心霊現象をさす超心理学用語。
霊魂によって引き起こされる未解明の現象。
人物や景色を写した写真に、写された人、またはその場所に関係のある故人の顔や姿が一緒に写る現象。
霊媒などが持っている、霊の世界と関ることができる能力。
心霊現象の科学的研究。心霊科学と同義。
see psychic research
すでに知られている物理的作用によらず、精神が他のものや生物などに、物理的な影響を与えること。
物体を手にしたり、物体に近づいたりすることにより、その物体の由来や、あるいはそれに触れた人々の過去や未来に関する知識を得るESPの一種。
霊魂が出すといわれる、物をたたくような原因不明の音。
死者の霊魂が、他の肉体に宿って生まれてくること。
現在の知識からの推測によらずに、過去の出来事について知ること。
超心理学用語で、ポルターガイストのこと。
霊媒を囲んで、霊のお告げを聞いたり、霊魂の仕業だといういろいろな現象を見せてもらう会。
超能力を持っている人。超心理学ではすべての人が能力を持っていると考えるので、特にその能力の強い人を超能力者という。
1882年に、ケンブリッジ大学のヘンリー・シジウィック教授らが中心となって設立した、心霊現象に関する世界最初の研究組織。
人間は、我(魂、spirit、soul)と、我の霊界における表現体である霊体と、我の幽界における表現体である幽体と、我の現界における表現体である肉体とからなる。
死者の霊魂、その他外部的存在物との交渉関係を認める、一種の他力説。
霊媒を必要とせず、霊側の念によって故人の顔や、絵や、文章が念写と同様に、直接乾板やフィルムに写る現象。
死者の魂が霊能者の魂を占領し、操作して発言させる現象。
医学的な方法によらずに、病気や不具を治すこと。患者と対面して治療を行うのを直接心霊治療、遠方から行うのを遠隔心霊治療という。
死者などの霊魂が存在し、交信が可能であることの科学的証拠が存在していると信じる思想。
通常死後の世界を指す。霊界は、神界、狭義の霊界、幽界の3層からなる。そして死ぬ時に肉体を脱ぎ捨てるように、幽界から霊界へ行く時には幽体を、霊界から神界へ行く時には霊体を脱ぎ捨てて、より高い境地へ進む。
火の気がないにもかかわらず、人間が突然燃え上がり、骨も残さずに焼失してしまう怪現象。
すでに知られている通常の感覚によらずに、他人の考えや、他の状態を知ること。
新プラトン学派から始まるヨーロッパの神秘的思想、信仰で、人間の神的霊智によって直接に神を見、神聖な知恵を得ることができると説く。
超心理学で、死後の生存問題に関することや、それをテーマにした研究などのことをいう。
通常の意識が失われた状態。催眠などによって引き起こされる場合もある。
単なる幻覚や幻影とは考えられない現象で、事実の裏付けがあるもの。これを単なる幻覚と区別するために「真正な幻覚」という。
*本稿はProtokollon Vol.5、1984年1月、 に掲載されたものです。