「相互指名の授業」は内容の充実を


  「相互指名の授業」には賛成である。話し合い、討論のできる子を育てるためには、ディベート・討論の授業などと平行して行った方が良いと思う。
 「相互指名の授業」を行うためには、事前の指導が重要となる。時間もかかるし、教師の力量が問われるところである。子供たちが自主的に話し合い、討論ができるようになったからといって、それで終わりではない。問題はその内容である。
 自分の意見を他人に分かるように伝えているか、論理的に述べているか、反論ができているかなど、これらを教師が指導していなければ、どのような方法も無意味になってしまう。
 
本稿は「教育科学 社会科教育」(明治図書)2000年7月号に掲載されたものです。