ちまたでニュースになっているビットコイン。私が仮想通貨に手を出し始めた頃は、1BTCが50万円ぐらいでした。
 まだまだ上昇するだろうと思っていましたが、なにせ単価が高い。大きなリターンを得るには、そこそこの投資が必要なのです(とは言え、すぐに1BTCが200万円を超えるとは思わず)。貧乏サラリーマンのスタートにはちょっとキツい。
 と言うわけで、買えないなら掘れば良いじゃない! と言うことで、Webを参考に、NiceHash Minerをインストール。米Amazonから輸入したGTX1070が、本気で動くときがやってきたのです(いえ、ゲームもしました)。
 (金は市場で買う以外にも、自分で掘り当てれば金が手に入る、という感じ。計算力を供給することで、対価が得られる)
 NiceHashは、複数のプールを自動的に切り替えながら掘ってくれるので、初心者には大変有り難いソフトでした(過去形)。最終的な支払いはビットコインなので、謎の仮想通貨があふれて大変!と言うこともありません。
 このソフトでは、1日回したら「だいたい何円(またはドル)」という目安が表示されていました。
 その表示、150円。
 GPUをぶん回し、その廃熱をエアコンが電気を消費して冷やすという悪循環。
 「あれ、もしかして、ペイしない…?」
 と言うのが最初の印象でした。
 ま、いきなり挫けるのも癪なので、支払いの最低値である0.01BTCまで貯めて終了。その月の電気代は、なかなかのものでした。