北千住にある豆腐工房に併設されたお店です。週末と祝日限定でブランチを出しています。
その湯葉や豆腐は、六本木や新宿、上野などの名店に出している素晴らしいもの。それをできたてで、湯葉に限って言えばすくい放題で食べられるというのだから、是が非にでも頂きたいものです。
(以前よくお世話になっていた、新宿の「やまと 楽」の豆腐を作っているところと言えば、分かる人が数名いるはず)
しかし、席数わずかな上、完全予約制なのです。食べるためには、まず、電話レースに勝つ必要があるという、なかなかハードルの高いお店です。通常3ヶ月待ちだそうです(3ヶ月前に予約開始なので)。
朝9時前に北千住駅に到着。
細い路地の途中にある、古民家風のたたずまいです。
店内は、おばさまが多いですが、若いカップルや、若い女性同士の姿も見受けられます。
テーブルでは、三種の湯葉がお出迎え。平ゆば、刺身ゆば、くみあげゆばです。湯葉を取り出すタイミングで、食感とコクが変わっていくのを楽しめます。レモン塩と、醤油あん、オリーブオイルで頂きます。個人的には、オリーブオイルよりも、ごま油の方が好き。
食前のドリンクは、豆乳を柑橘類のジュースとソーダで割った物。大豆っぽさが少なくて、シュワシュワするし、なんか美味しい。
お椀物は、ヨモギのとろみ椀。フワフワで体に染みこむようなお出汁の美味しさです。
湯葉は店内で作っているので、食べ放題。平ゆばが好きな私は、パリッとしたところを頂きます(何度でもすくいに行ってOK)。
よせたて豆腐と、豆腐の田楽、生麩の田楽。作りたての豆腐は未だ温かくて美味しい。ここの生麩はビックリするほどモチモチも、これまた美味しい。
サラダは、スモークしたホタルイカをメインにした山菜サラダ。ドレッシングはパプリカ風味。
ご飯は、竹の子の炊き込みご飯。お味噌汁は赤だし。
もう、お腹いっぱいなのに、まだまだ入っちゃう不思議なご飯。粒が滑らかで美味しいなー。品種なんだろうなー!
最後には、よもぎ餅と、わらび餅が出て来ました~!
朝からこんなに食べて大丈夫なのかい? と自分に問いたくなるぐらい食べました。