FreeHOUSE 千歳忍BLOG

長期保存向けメディア

 

omote [RAMが長期保管に向いてるのですか、アタシもRAMでバックアップしようかなぁ]

 本当かどうかは実際に保存してみないと分かりませんが、原理上DVDはRAMが一番長期保存に向いていると思います。
 -R系は色素を高出力レーザーで焼き、低出力レーザーで読み取ります。色素は紫外線に弱く(耐候剤の性能向上もありますが)保管に気を遣います。安定した状態では100年持つと言われることもありますが、実際には5〜10年が安定して保管できる限界ではないでしょうか。また、記録時のレーザー出力に依存する部分があるので、良いドライブと、悪いドライブにより差が大きく異なると思われます。
 -RW系はRAMと同じく金属の相変化を利用してデータを記録します。急激に冷やすとアモルファス化、ゆっくり冷やすと結晶化し、結晶化状態の方が反射率が高いため、データの読み取りが可能となります。キュリー点に達する程の熱以外安定した状態を維持します。
 RAMは、MOと同様に、予めセクタを作成してあり、それに沿って書き込みます。書き込みに失敗したセクタはスキップし、代替セクタを利用するなどエラー対策も充実してますし、なによりも、デフォルトでベリファイが掛かります。
 RAMはセクタなどの部位を物理的に作成してあるので、書き込み時の揺らぎなどによって「読みにくい」ディスク等を作る可能性が低いと考えられます。
 何にしても、長期保存にはメディア云々よりも、信頼できるメディアに書くこと、同じ種類(同じロット)ではなく、分けて書くことが重要だと思います。-Rで正副2枚書いても、ハズレロットなどに当たった場合2枚ともアウトになりかねません。A社の-Rと、B社の-R(A社のOEMではないもの)や、-Rと、-RW。HDDと-Rなど、種類を分ける方が良いと思います。
 てな感じでRAMがいいかなと思ってます。うろ覚えで書いてるから、間違ってたらスマソ。
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