FreeHOUSE 千歳忍BLOG

「30日でできる! OS自作入門」購入

 風邪ひいて、あまりにも暇なので「30日でできる! OS自作入門」を読み始める。まだ4日目。OS系書籍としては異例の売り上げだそうです。お陰様で都内数軒回ったのですが、なかなか見つけられず。何気なく入った地元の本屋で1冊だけ発見した貴重な品です。ある程度読み進めてしまってます。が、PCとにらめっこして付属のCDのサンプルを起動しながらやったらかなり分かりやすいかな。久しぶりに1MB以下のメモリマップを見たり、FDのセクタ見たりしました。そういや、昔は、debugコマンドでディスクのダンプ取ったりしてたよね?(ふつーしないか)。
 個人的にはそのまま無欲に読みふけっるのも良いですが、DOSがどのようなシーケンスで起動するとか、メモリマップはなんであんな風になっているのか(doshigh,umbあたりのネタが分かるとベター)が分かると序盤はすんなり理解できるかも。あと、リアルモード、仮想86モード、プロテクトモードなんぞが分かってると、なぜあんな面倒くさい理由でモードを切り替えていかなければならないのか、理由が分かりやすいかなー。最近のOSに慣れた人には、そこらへん完全にブラックボックス(というより隠蔽されてる)からなー。
 この本は、細かいことは疑問に思ったら「ぐぐれ」精神に則り、とにもかくにも、30日間でOSをビルドするために一生懸命です。ですから、上記のような疑問が出たら、いちいち調べて、自分で覚えて進めていくのが正しいのでしょうね。
 読み物としても十分に面白いです。どうやってパソコン(OS)が動いているのだろうと思うような人は、是非。

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