意外と大きいサイズ。もう少しコンパクトだといいのだけど、IS(手ぶれ補正)もあるしね。
ズームリングが極端に太く、ピントリングが細くて、フルタイムマニュアルなのに微調整しづらい。トルク感は悪くないけど、ズームリングの途中に引っかかりがあるのが残念。そのうちなじむと思います。
ズームで全長が伸びるのが悲しい。
描写は、シャープ! すごい。コントラストも高めで、逆光にも強い。描写に関しては、本当に文句がない。てか、怖い。多少のフレアは出るけど、相当粘る。ゴーストも出るけど、円形絞りが確認できて楽しい程度。あまり目立たないので、スポットライトのような強い光源が画面ないにない限り大丈夫じゃないかなー。
カラーバランスは、ちょっとあっさり目。Lレンズが少々コッテリしているので、少し調整が必要かも。彩度を+1ぐらいしたい気分。
薄暗がりの中、1/6での手持ち撮影でもぶれないというのは、新境地です。基本的に広角はブレが目立たないので、ISの必要性は低いかもしれませんが、今まで出来ない撮影が手持ちで出来るというのは、やっぱり凄いことです。あと、レンズ内での補正なので、CCDやCMOSを動かすタイプと違って、ファインダー内でぴたりとブレが止まるのを確認できて気持ちいいですね。
今まで主力だったTamron 28-75 F2.8は、解放だとふんわりと甘い描写。色乗りもタムロンらしいコッテリした画だったので、EF-S 17-55mmに変えてからはちょっと慣れるまで大変そうです。露出の癖もちょっと変わったのかな?(その日の照明さんの癖もあるので、もう何回か撮影に出ないと分かりませんが)
作りは標準価格帯レンズ。描写はLレンズですよ(あまり使わないけど、価格を考えると)フードがついてればなぁ)。と言うわけで、評価「★★★★☆」