FreeHOUSE 千歳忍BLOG

SONY Walkman NW-X1060買って来た

 Walkman史上最高峰の音質と名高いデジタルオーディオプレイヤー「X1060」買って来ました〜。千歳財閥の埋蔵金とも言える、量販店のポイントを駆使しましたので、現金支出はゼロでした。わーい。
 最後まで迷ったのがクリエイティブのZEN X-Fiなんです。SDカードスロット付いているし、音質はそこそこだし。スピーカー付いてるし。何しろ安い。ただ、その系譜の元祖たるZEN VISON(道路に落下させて、再生はするけど操作が一切できなくなった)から、基本機能がそれほど進化してない点が気になって。あと、32GBモデルは直販なんで、ポイントで買えないところですね。ま、現金は手元にないんで、そう言う結果になりました。
 X1060の良いところは、S-Masterという1ビットフルデジタルアンプによるクリアな音質。有機ELによる素敵な発色。強力なデジタルノイズキャンセリングだと思っています。FMラジオや、ワンセグ、youtube視聴とかは、正直オマケですね〜。
 残念なことにノイズキャンセリングは付属のヘッドフォンでしか有効になら無いとのことなので割愛。SHURE E4Cを使っている身としては、このカナルの遮音効果だけで十分なので(後継機だとSHURE SE310/SHURE SE420辺り)。
 と言う訳で、早速試聴。エフェクトやイコライザは切って、高音補完だけONにしてみました。するとどうでしょう。圧縮音楽とは思えないぐらいきれいに、フラットに鳴るんですよ。音の立ち上がりとかもすごくキレイで、楽器の個々の音色がちゃんと見えるような感じです。ちょっとビックリ。逆に、少しでもビットレートが足りないと、ざらざらしたブロックノイズ的なモノが耳障りで、今まで上手く隠れていたモノが出てきちゃって大変って感じです。今までのWalkmanシリーズのようなドンシャリ感がないので、物足りないかもしれませんね。
 クリアステレオは、私の場合、MP3にエンコードの際にJointStereoではなく、Stereoにしてあるので、それほど効果を感じませんでした。これは、よりステレオっぽく聞こえるようにする機能のため。
 難点と言えば、ファイルの転送速度が遅いこと。読み書き共に3MB/secも出れば御の字。これは辛い。省電力のために遅めのチップを積んでるんですかね。GB単位で転送するときは苦痛です。アルバムのジャケット表示とか、インポートした画像の表示も早送りしてると読み込み中になってしまいます。
 あ、そうそう、今まで専用ソフトでないと転送や管理が出来なかったので「まったく買う気が起きなかった」Walkmanシリーズですが、このX1050/1060は、マスストレージ扱いになったので、エクスプローラーでポイポイとできるようになったのが決め手です。
 高級機だけあってガワも良い感じですし、持っているだけで、なんか嬉しくなるガジェットですね。しかし、MP3でもここまでクリアに聞けるんですね。最近の技術にはビックリするばかりです。

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