FreeHOUSE 千歳忍BLOG

明治の粉ミルク、回収の話

 セシウムが検出されて、40万缶無償交換した話ね。
 これぐらいで交換するって、日本ってすげーなー(驚)と、書くと、「将来影響が出るかもしれないんだから、そんなこと言うな!」と速攻でお母様方に怒られそうです。
 福島の原発の事故にかかわらず、毎年の検査では「検出されるもの」なんですよ。核実験が旺盛だった時代だと、今の基準では完全にアウトなぐらい検出されてます。まず、それを知っておいて欲しい。
 それと、母乳。母乳には、そもそもカリウムが含まれている。母乳1L当たりに換算すると14ベクレル程度。シーベルトに換算すると、0.8マイクロシーベルト強になります。今回の粉ミルクで検出された最大値で1Lのミルクを作ると、その際の換算量は、0.1マイクロシーベルト。
 だいたい、粉ミルク自体にもカリウムは含まれてるしね(換算すると、コミコミ2.1マイクロシーベルトぐらいになるらしい)。
 というわけで、そんなに気にすんなって(ヨウ素は別だけど、もう気にしなくていいレベルだし)。元々普通に生活してても、年間1ミリシーベルト(1000マイクロシーベルト)、一日3マイクロシーベルト弱ぐらいは飲んだり食べたり浴びたりしてる訳だしさ。
 (1960年代の粉ミルクは、今回の検出された量の10倍ぐらいのセシウムを含んでた。だからといって、現在の50~60代に有意な差が出るほどのガン患者が多い?)
 感情を無視して書くと、こんな感じ。

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