予想通りのスペックで発表されました。大三元のメインとなるレンズ「24mm-70mmF2.8」です。
IS(手ぶれ補正)を省いたことで、従来のモデルよりも短く、軽量に仕上げてきました。これはよく使うレンズが「大きい、重い」という欠点をカバーしてきたと思われます。恐らく、ぎりぎりまでIS付きのモデルもテストしていたと思うんですが、IS無しをCanonは選んだ、ということになります。
フィルター径は大きくなって82mm。周辺画質への配慮が見られます。SWCコーティングは採用されていませんので、逆光性能に関しては未知数です。表面の撥水撥油フッ素ーコーティングは施されています。
対抗馬となるタムロンの「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD」ですが、Canon新型よりも、若干細く、短くできています。簡易防塵防滴で825g。Canonは防塵防滴で堅牢なLレンズ。それでいて805gというのは、いかに軽く作られているかが分かります。
個人的には、ライブハウスなど暗い場所であれば、手ぶれ補正が欲しいです。実際、より焦点距離が短く手ぶれが目立ちにくい17-40mmF4で撮影してますが、細かいブレが散見されます。これが抑止されれば、かなりシャープな画像になるハズなんですよ。そういう意味では「重く太くなってもいいから、IS付きが欲しい」です。
70-200mmのように、ISの有り無しで別売されているモデルもありますから…。もしかしたら、24-70mmも近い内にIS付きが出てくれるかもしれません。そう祈っております。
Canon旧24-70 フィルター径 77mm サイズ 83.2×123.5mm 重量 950g
Canon新24-70 フィルター径 82mm サイズ 88.5×113mm 重量 805g
タムロン24-70 フィルター径 82mm サイズ 88.2×108.5mm 重量 825g
あ、1.5インチセンサー搭載のPowerShot G1 Xも国内発表になりました!