1台しか接続できないと思われていたゲームパッド(液晶付きのコントローラー)。これが2台まで接続できるそうです。ということは、本体は、TV用に1080Pと、ゲームパッド用に720Pを2画面分レンダリングする力があると言う事。従来の予想よりも、もしかしたらGPUの性能は上なのかもしれません。
昨日の日記で、こう書いたんですが、実際の所、ゲームパッドは480Pっぽいですね。すると、ワイヤレスの伝送帯域は問題なし。レンダリングに関しては、旨く工夫して何とか…。っぽいレベルですね。
任天堂デベロッパーディスカッションで江口勝也氏は「皆さんや私のお小遣いで買える本体価格にすることができたと思う」と言っているので、想像する価格は、Wii発売時と同等の25,000円(ゲームパッドが付くこと思うと破格)。性能は、PS3やXBOX360と同等か、ちょっと上クラス(ただし、グラフィックス世代は新しい)。
これは、現行世代のゲームの移植がかなり楽って事です。
逆を言うと、任天堂らしく、高価格、高パフォーマンスは狙ってないということ。SONY、Microsoftが次世代機を出してきたら、しばらくしてから任天堂も更新という、ハーフノードみたいな追いかけ方を想定しているように感じます。
まぁ、任天堂は「おもちゃ屋」ですから。あまり高額な物は出したくないと思っているように思います。
発売日は、任天堂の慣例でいくと、11月末週~12月第2週ぐらい(これに間に合わないと2月の半ば)。よほど妙な不都合でも出ない限り、この辺りで出るでしょう!
家庭のTVが、デジタル放送を機に大きく変わりました。
ゲーム機も性能が上がり、部屋にある小さなアナログTVでプレイするには窮屈になり。リビングの大画面TVはそれなりにチャンネル争いがあり。まだ、各部屋にまで大画面TVが浸透していない今、任天堂が出した答えが「手元にディスプレイ」だったんですね。
(Wiiの時は、デジタル化、ハイビジョン化の切り替わる速度を読み違えましたが)
さてはて、もう1~2世代はゲームコンソール戦争で楽しめそうな気がします。各社の動向が気になりますね!