疲れた～！ じゃないです。
少し仮眠を取ろうと思ったんですが、その日のうちにやらないと、ついつい溜め込んでしまう写真の整理。大まかに終わらせてしまいます。
そのまま身支度を調えて、友人らと合流。レンタカーに4人と4台を詰め込み、目指すは茂木。夜の12時に出発し、3時過ぎに到着。少し仮眠が取れるかなぁ？と思っていたら、開門が早まり駐車場に移動。
そのままピットの場所取りに移動しようとしたら、ここから先は4時半にならないと開けられないとかなんとか。
時間になって、みんなが一斉に場所取りしようとすると、今度はピットが空くのは5時からだとかなんとか。なにこの刻み行動！ もう少しまとまってやってくれれば、少しは寝る時間も取れたのに！(ちなみに、前年はこんな事は無かったそうです)
場所を取り、工具や自転車の配置が終わったところで試走時間。ゆっくりと体を目覚めさせつつ2周(15km)。
用を足しにトイレにいくと、若い女性が「なんだか、スースーして、頼りないですね」と仲間と話しています。おおおおお、萌えた！ 朝からテンションマックスです(恐らく、初めて自転車用のジャージを着たんでしょうね。特に下は衝撃吸収パッドの関係で下着を着けませんので、それが恥ずかしかったんだと思います。 ← という事を想像して萌えた)
ジャンケンで出走順を決めると、私が勝利してしまい、第一走者に。スタート直後の上り坂の頂点辺りまでペースカーが付き、団子状態。そして、エンデューロの始まり。
勝手が分からないのでオーバーペースにならないように走ります。
あ、エンデューロというのは、数名で交代して走る「リレー」みたいなものです。規定の時間内にコースを何周できたかで勝負します。
2週目の後半で、3分遅れでスタートした4時間走組のトップ集団が追いついてきます。バカみたいな速度で我々をパスしていきます。ちょっとだけ後ろについて走りましたが、短時間ならともかく、長時間はムリですね。人間の速度じゃない(笑)。42～45km/hぐらいありました。
その頃には、同じくスタートした7時間組の最後尾に追いつきます。3周目で周回遅れに遭遇するとは恐ろしいです。
どんどんパスしていく早い組と、パラパラとばらけながら走っている周回遅れ組が渾然一体となって、コース上はまさにカオス。
そんな中で、ついにアクシデントが起こります。
3週目の下り。全力で漕ぐと70kmぐらいでるんですが、そんなコーナーを団子で走っていました。左カーブ。前の自転車が急に右に避けたと思った瞬間に、なぜか目の前に恐ろしい速度で迫ってくる自転車。ああ、フルブレーキ！ 間に合わない。後輪と前輪が接触。バランスを崩す前走車。左に傾いたので、追い越しざまに肩を掴んで引っ張ったのだけど、体勢を戻すほどにはならなかたようで、カーブの内側にゆっくりと転んでいきました。私も、そのままコースアウト。
うーん。やってしまったー！
相手は膝をすりむいただけですが、そのまま走るのは難しいと言う事で車搬送。私は、無傷(またか)。今年は自転車に乗らない方が良いんじゃないか…。と思えてなりません。
ここで丸々1周分の時間をロス。
4周の予定を3周で交代してもらいました。当初100位ぐらいを走っていたのに、一気に170位以下と、最後集団へ(リアルタイムでラップと順位が見られる！ 素晴らしい！)。
もっとも、このチームで一番遅いのは私ですから、交代するなり順位が上がっていきます。10周ほどで元の100位に戻り、そこから一定のペースで順位を上げていきます。
昼間の気温は恐ろしく高く、台風の接近もあって風も強く、走るにはかなり過酷な状況です。周囲のチームがだんだん疲れて「サイクリング」ペースに落ちていく中、我々は走り続けました。
正確に言うと、風が強いときに単独で走るのは辛いので、自分より早い車列を探してくっついていく。その方が楽だからです。
時には自分が先頭に出て引っ張り、時には手信号で交代をお願いしたりして、妙な連帯感の中進んでいきます。
7.5kmのコース。最初に走ったときは12分18秒(36km/h)だったのですが、そんな風に走っていたらベストラップは11分22秒(39.5km/h)でした。うっはー。我がチームのベストラップは10分46秒(41.8km/h)。全員がこのペースを維持出来たら、優勝が狙えると思いますネ。
当初7時間を予定していたのですが、台風の接近もあり6時間へと1時間短縮。
最終的に33位でゴール。私のミスがなければ、24～5位にはなっていたはず。ちょっと悔しいので、来年にはリベンジしたいと思います。
