ポータブルルーター「ちびファイ(Planex製MZK-RP150N)」を買ってきました。有線LAN搭載のカメラで無線転送するための実験道具です。
本来の目的では、ホテルなどに設置されている有線LANに接続して、無線LANを提供する機械なのでしょう。給電してWAN側にケーブルを挿せば、上位側の情報を拾ってきて自動的にルーティングしてくれます。
まずは、部屋に設置されている無線LAN環境にちゃんと乗れるか(イーサネットコンバーター)の実験。これはマニュアル通りにコンバーターモードにして設定すればなんの問題も無く完了。拍子抜けするほど。速度も実測で30Mbpsぐらい出ています。
続いて、同様にスマートフォンのテザリングに乗せてファイルの転送。これもOK。Xiも、ちゃんと繋がってると結構な速度が出ます。と言うか、これがスマートフォンの速度なのか…。技術の進歩って凄いね。
ただ、これらの切り替えは、このちびファイの管理画面にログインして設定しないとだめ。優先順位をつけて、順番につながるようにするモードがあればいいのにな、と思いました。まぁ、普通コンバーターを持ち歩くヤツがどれぐらいいるんだよ!って話になりそうですが、こういう極小サイズの機器であれば、そういうヤツも居るでしょうに。
逆に、スマートフォンにデータを送りたい場合。
ちびファイをアクセスポイントモードにして、スマートフォンがそこにぶら下がる。スマートフォンにFTPサーバーを浮かせて、そこめがけてカメラがファイルを転送する設定に。
これなら、野外で撮影しても、すぐにファイルを確認したり出来ます。
面倒がないように、IPを固定で振ったりも出来るのかな?
そうなれば、あとは10インチクラスのパッドを買えば、実にハッピーなカメラ生活を送れるようになります。わーい!
ちなみに、台湾EDIMAX社 BR-6258nがOEM元っぽい。しかし、ファームは結構改造されているようで、現時点でこのPlanexのものが最強っぽいなぁ(コンバーターモード中心なら)。
そうそう、このちびファイ。動作させてると、結構熱くなっててビックリしました。消費電力自体はたいしたことないのにねぇ。長時間使ったり、長期間使ったときが心配です。ま、2000円だし、いっか!