FreeHOUSE 千歳忍BLOG

菜の花サイクリング行ってきた(前編)

 朝早い電車に乗れば、イベントに十分に間に合うと言う事で、夜も明けきらない朝の5時頃出発。輪行バックに入れた自転車を持って、千葉県の館山駅に降り立ちました。
 途中、千葉駅では、一車両に数名の輪行者を発見。おお、仲間!
 駅前で自転車を組み上げると、なにやら後輪に違和感が…。
 ホイールに振れが出ています。ブレーキを広げれば、走れないほどではなかったので、そのままイベントに参加することにしました(キャリパーブレーキはホイールを外すときなどのために、ブレーキ幅を広げるレバーがあるのです)。
 風はそれほどないのですが、厚い雲に覆われて、気温以上に寒く感じます(実際の気温は10度ぐらいだけど、体感気温は5度ぐらいのイメージ)。
 そんな中、開会式のお話などを聞いて、10時にスタート。
 

出発前の様子

 スピードによって大きく3組に分かれ、25km/h、20km/h、15km/hとなります。私は、巡航25km/hでスタートです。が、おいおい、この25km/hって、信号待ちも含めての25km/hかよ! と言うぐらい速い。油断すると置いて行かれる。メーターを見てると、37km/hで走ってたりします(メーター読みで28km/h弱だった)。
 当然ですが、ちぎれる人が続出。サイクリングとは言えないレベルの速さ。
 そんなこんなで、最初の難所、高低差50m程の山道を登っているときに事件が起きました。前走するグループに追いついたと思った矢先。
 ぱたっ
 と、その前を走っている中の1人が倒れたのです。
 他の自転車と接触して、バランスを崩して転んだのかと思いました。上りでスピードも出ていませんし、大丈夫だろうと思っていたのです。とりあえず、それなりに交通量のある道だったので、交通整理のお手伝い。
 「○○さん、がんばって! 聞こえる? 頑張って!」
 と女性の金切り声が。見れば、男性が心臓マッサージをしているではありませんか!
 騒然とする周囲。後ろからはどんどん走ってくる人が追いついてきて、人だかりも大変なことになります。スタート直後と言う事もあって、団子のままだからです。
 救急車も、郊外となるとなかなかすぐには到着しません。
 なんだか、状況も、人も凄いことになってきました。
 このままではマズイと運営の判断で、数名を残し、サイクリングは再開することに。
 走り出してすぐに救急車とすれ違い、窓越しに方向と距離を伝えました。その後の安否は確認できていませんが、発作後すぐに措置が出来ているので、恐らく大丈夫だと思います。きっと。
 全員意気消沈…。
 空もどんよりなら、心もどんよりです。
 周囲のサイクリスト達も、一様にため息ばかり。
 スタートから30km弱走り、昼食の場所に到着。野島崎休憩所です。
 

 おかずは、唐揚げ、肉団子、魚の切り身。参加費が安いので文句はありませんが、もう少し地の物を食べたかったです。あ、別に出された豚汁は温かくて美味しかったな!
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