Canonから久々の中級機が発表になりました!
50D(中級機) → 60D(初~中級機) → 70D(初~中級機)
という位置づけですが、マーケティング的には60Dよりもやや上、50Dの頃の中級機よりもやや下を狙っている感じです。おそらくは、7D Mark2のためですね!
とは言え機能的には、かなりアグレッシブに新しい物を取り込んでいて、今後のEOSシリーズを占う重要なモデルになると思われます。
APS-C機では最高となる20.2MPのCMOSセンサー。面白い事に、デュアルピクセルCMOS AFセンサーとなっていて、今まで通り位相差センサーを設けるのではなく、RGGBの画素の一部を分割し、位相差センサーとして使えるようにした物だそうです。
これが、本当に実用になれば、OVFの為のミラーは必要でも、AFセンサーや、サブミラーが必要なくなります。1D系なら、秒15コマを叩くことは容易になるでしょう(現在14コマ/秒)。
まだ、サンプル画像を見ていないので、この新しいセンサーがどれぐらいなのか、いろいろな方面から興味があります。
それから、AFポイントは19点。全点クロス測距。
毎秒7コマ。
これで、11万~13万円だって言うんですから、かなりのバーゲンプライスですよ。やばい。外装とメモリにもう少しお金を掛ければ、7D2と言ってもいいぐらいのレベル。
Kissからのステップアップなら、確実に 気体 機体のレスポンスの良さに「中級機ってすごい!」と思わせることが出来ますね。40D~50Dをずっと使っていて、7Dはちょっと設計が古い…と敬遠していた人の買い換え需要もありそうです。
こうなってくると、逆に7D2がどこまでAPS-Cのフラグシップとして完成させてくるのか、期待してしまいますね。
次世代EOS Mのセンサーは、KissX7に採用されたハイブリッド CMOS AF II方式かと思っていましたが、もしかしたらこのデュアルピクセルCMOS AFになるかも知れませんね(いや、コスト的にX7方式だと思うけどさ)。