FreeHOUSE 千歳忍BLOG

ソフトバンクの新料金プランが酷すぎる

 

VoLTE時代の革新的な新定額サービスが登場! | 企業・IR | ソフトバンク
http://www.softbank.jp/corp/group/sbm/news/press/2014/20140124_01/

 音声定額とパケット定額がセットになった新プランなんですが、仮にVoLTEになったら、基本的にパケット通信でしょ! 音声通信要らないでしょ! だから、VoLTE時代に音声コミコミって、おかしいでしょ!
 VoLTE時代のって、まだVoLTEサービス開始してないでしょ! ドコモやAUが初めても、ソフトバンクが開始するのって、もう少し遅れる見込みでしょ! 余計な枕詞付けるなよ!
 音声定額は、5分未満の通話が50回(S)とか1000回(M/L)とかだそうです。何この短いの! そして、この5分を超えた分は、30円/30秒だそうです。ちなみに、ドコモの基本通話料は20円/30秒。
 そして、ソフトバンク同士の通話無料はこの範囲に収められることになったので(ホワイトプランではないので)、かなりの改悪ですね!
 いや、おかしいのはそんなところじゃない!
 データ通信サービス!
 
国内パケット通信の超過分は、Sパックは250円/100MB、Mパックは125円/100MB、Lパックは100円/100MBの通信料がかかります。また、超過しても通信料不要で128kbpsの低速通信がご利用いただけるオプションサービス(月額300円)をご用意します。

 上限を超えたらお金が掛かるのは、まだ理解できる。
 他社は、上限を越えたら「自動的に帯域を絞り、お金を払ったら帯域記が回復する」んですよ。勝手にお金は掛からないんです。ソフトバンクは「自動的にお金が掛かり、帯域を絞るのに300円/月払わなければいけない」のです。何コレ! ヤバい!
 特に、Sパックの時の超過量はすごいですよ。ドコモが2500円/2GBに対し、250円/100MB。2GBにすると5000円です。支払いの単位が小さいことは評価できますが、ちょっとボッタクリ過ぎじゃないでしょうか。Mパックでドコモと同等、Lパックでは割安ですが、3日で1GB規制に引っかかって実質10GBしか使えない
とか有るんじゃ無いかと邪推します。
 ドコモでは、リミットを越える度にあらためて申請しないと帯域が回復しないのですが、ソフトバンクの新プランは「上限無し」です。300円払ってないと、超過した分がガンガン乗っかってくることになります。
 みなさん、これを「定額」と言い切れますか?
 更に、音声とデータの定額パックと言いながら、更に基本料金が掛かってきます。現行のホワイトプランは934円に対し、この基本料金は980円。前者は税込み980円ですが、今回のは外税で980円です。うひょ。増税に合わせて、上手に値上げしてきたな!って感じです。
 今回のプランを使うと、基本料980円、S!ベーシックパック300円、Sパック5980円で7260円。消費税8%とすると、7840円から回線を維持出来ることになります。
 ドコモの場合、基本料742円、SPモード300円、パケホーダイライト4700円で5742円。通話定額のXiトーク24を667円加えても6409円。8%乗せて6921円。
 ソフトバンクの料金って、安いと思いますか?
 もう、パケット定額なんて止めてしまって、1GB/1000円とかで売れば良いんですよ。多めに買った人には無料通信料を追加して、5000円なら10GB迄無料とかやればいいんですよ。その方が分かりやすい。
 あれ、携帯黎明期の通話通信料金体系に戻せばいいんじゃね……?
 (今回は、特に表記が無い限り、金額は税抜きです)
 (追記)
 今回、ImpressのケータイWatchが、プレス分に踊らされず、正しい紹介記事を書いていたのでリンクしておきます。
 http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20140124_632238.html
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