『THE NEXT GENERATION パトレイバー』第1章でっす。
不可解な設定に首を傾げつつ、話としては、まぁ悪くないかな?というのが感想。とりあえず1話だけ見て打ち切るというのは無しの方向で。
あ、登場するコンビニで「コミックLO」が売っててビビったわ。
(以下、若干のネタバレ含む) TVシリーズや、劇場版ではなくて、アーリーデイズを実写でやり直そうとしている感じでしょうか。
セルフパロディ多すぎでしょ(褒め言葉)!!
不況によりレイバー産業が衰退しちゃった、とか、基本となる設定が乱暴な気がします。汎用土木作業ロボットは、結構普及し、これを前提とした建築システムが構築されたら、今更ユンボとかには戻れないでしょう? 不況なら、むしろ犯罪とか増えそうでしょう? 東京以外の地方都市や、海外にまでレイバー部隊を作らなければならないほど普及したものなのに。
小規模でもパトロールレイバー部隊が存続しているならまだしも、小隊は解体。かろうじて98式が残ってるだけ。なんで、新しい0式を残さないのか。この辺が、1話を見ただけでは釈然としません。
レイバーの運用スキルを後世に継承するという名目でかろうじて存続している部隊なのに、事務所のプレハブが新品だったり、ハンガーも綺麗すぎたり、なんだかなぁ。整備班員多すぎでしょ!
似て非なるキャラクターも、最初は違和感バリバリでしたが、途中で慣れました。カヌカポジションのロシア娘「カーシャ」は良い味出してる(太田 莉菜はロシア人ハーフでロシア語が話せるそうだ)。うん。太田ポジションの太田原との絡みもいい。
ただ、篠原ポジションの塩原と、泉ポジションの泉野の演技が、ちょいと微妙かな。後藤隊長ポジションの後藤田さんも、もう少し昼行灯であって欲しかった。
そして、何よりも。
何よりも。
何よりも声を大にして言いたい。
「CGがクソ」
実物大模型は、まぁまぁなクオリティなのに、なにあの動き。毎週放映してたマクロスとかの方が全然上手だよ! なんなの、日本の実写映画のCGの下手さ加減は! ここさえまともになれば、かなり評価が変わるのになぁ!
川井憲次さんの曲は、モロにパトレイバーっぽさがでてて良かったです。というか、セルフオマージュ上手すぎ。
というのが、公開初日に見てきた感想です。