FreeHOUSE 千歳忍BLOG

コーヒーを淹れた

 ゴールデンウィークの最後に、久しぶりにコーヒー豆屋さんに寄ることが出来ました。
 (普段は焙煎してもらったのを豆のまま購入し、冷凍保存しています)
 コーヒーローストさんは、生豆の状態で売っていて、注文するとその場で焙煎してくれるお店です。生豆の状態では劣化しないので、いつも美味しいコーヒーを飲むことが出来ます。
 

パストレス・ピーベリー

 今回買ってきたのは、ここ数年気に入っているガテマラ・ピーベリーです。
 

 千歳亭のドリップはハリオ式です(円錐型)。
 一般的なカリタ式(台型3穴)やメリタ式(台型1穴)は、ドリッパーの中にお湯が溜まり、穴が抽出時間を調整してくれる為に失敗が少なく安定した味になると思いますが、豆の具合に合わせることが出来ないんですね。
 ハリオ式は、手早くすることも、ゆっくり落とすことも出来、その時の気分や、ミルクの有無にあわせて濃さを調節できるのがいいところだと思ってます。
 ドリッパーはプラスチックの方が温度変化が少なくていいと思うのですが、ラー油とかもドリップする環境上、ガラス製を使っています。レアケースでしょうか?
 

 コーヒーミルはカリタの一般的なものです。中粗挽きになるように、目印を付けています。
 

 挽くのは面倒なので、電動式でも良いと思います。美味しい豆を美味しい内に飲むのが大事だと思いますから(手挽きの方が熱が出ないので美味しいと言いますが)。
 

 あ、お湯は、豆の焙煎具合にもよりますが、90度~95度ぐらいが良いと思います。紅茶のように沸騰したお湯は厳禁です。
 新鮮な豆は、お湯を含むと、しっかり隆起します。これを見れば、いつ頃焙煎した豆か分かります。
 

 ハリオ式の場合は、周囲にお湯を掛けないように、中心にだけお湯を落とします。お湯は入れすぎないように注意します。表面の粉は「蓋」の役割を果たしますので、崩れ内容に注意します。また、お湯を注ぐのが遅すぎると、中で滞留している雑味が落ちてしまうので、湯切れにも十分に注意します。
 豆の量にかかわらず、抽出は2~3分で終わらせます。それ以上かけても、薄い茶色をした苦い水が落ちてくるだけです。ドリッパー内にお湯が残っている状態で抽出を終わらせます(前述の雑味が落ちるのを防ぐ為)。このままだと濃すぎるので、適量のお湯を直接注いで味を調整します。
 

 ペーパードリップでもここまで美味しく出来るんですよー!
 もう少しコーヒーの油分が多い方が好きなら、ソロ(金属)フィルターやフレンチプレスをオススメします。カップに口を付けた瞬間の香りが違いますからね! 私もそれを「美味しい!」と思うんですが、その後の掃除の面倒さに耐えきれず、ペーパードリップに戻ってしまいました。テヘ。
 しかし、私の回りはコーヒー苦手の、紅茶党が多くて、これを飲んでくれる人がいませんです。残念です。
 ちなみに、コーヒーメーカーは、あまりスペシャリティコーヒーを落とすことを考慮して作られてませんので、注意が必要です(あまり美味しいと思いませんし)
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