FreeHOUSE 千歳忍BLOG

1DX vs X7

 台湾出張にCanonのEOS Kiss X7(非X7i)を持って行って、軽ーくですが触ってきました。
 「軽さは正義」です。
 本体重量370gに、18-55mmSTMが205g。合計しても575gしかありません。1DXは本体だけで1530gですから、レンズ付きでも1/3の重量しかありません。その小ささの割にホールディング性は悪くなく、純粋に小指が余ってしまうことに慣れれば問題ありません。
 Canonは、上位機から入門機まで、旧機種から新機種までカラーバランスやホワイトバランスの傾向差が無い為、安心して使える点がメリットです。もちろん、入門機の方が彩度やシャープネスが高めで、JPEG撮って出しに向いた画になっています。
 また、センサーが新しい為、ライブビューでのAFがそこそこ実用になる速度でした。
 軽くて小さい為、どうしてもぶれやすい傾向がある気がします。
 小さいとは言え一眼レフスタイルなので、レンズを付けたままだと鞄にしまいにくいと感じました。この辺は割り切ったミラーレスに軍配が上がりますね。
 低感度では問題ありませんが、ISO3200ぐらいから高感度ノイズが少し多く感じます。1DXのISO12800よりも、X7のISO6400の方がノイジーに見えるので、おおよそ2段程度の差があるように思います。素子の面積比率を考えると妥当と言えば妥当です。
 ファインダー消失時間は入門機なりですが、ミラーショックも少なくとても手堅く纏まっていると思いました。
 そうそう、先日カメラ屋で並んでいるデモ機のシャッターフィーリングをチェックしてきました。Nikon D810、D750、D610と、Canon 5D3、6D、7D2、70Dです。フルサイズのシャッターは(ミラーやシャッターが大きいだけあって)もっさりです。「シャッターいいよ!」というNikonももっさり。なにこれ。消失時間は長くないのに、トローンと動いているように感じました。7D2は小気味よく感じました。APS-Cと言うのもありますし、やはり10コマ/秒を回す機構というのは、さすがと感じます。
 こういう事言ってるから、また次世代機を買うのに1桁になっちゃうんだよな-。あーあ。

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