FreeHOUSE 千歳忍BLOG

ガールズ&パンツァー劇場版を見てきた!

 立川のシネマシティで極上爆音ガールズ&パンツァー劇場版を見てきました!
 シネマシティは、日本でもかなり初期にTHX認定シアターを用意するなど、音や映像にこだわりを持った劇場なのです(現在は認定を受けていないようです)。若かりしころ、タイタニックをこの劇場で見た思い出があります。
 そんなシネマシティですが、映画マッドマックスのためにMeyer Sound社 1100-LFCというウーファーを2台導入したそうですよ(もともと、別のウーファーが数台あったそうです)。これ、本来なら、スタジアムとか、コンサートホールに導入するような代物です。これによって、産毛まで総毛立つほどの極上の爆音が聞けるって訳です。濁りもなく、立ち上がりも早い。それでいて迫力は桁違い。なんだよ、重低音って、こんなにすげぇのかよ! 初めてそう思いました。
 個人的には、やり過ぎた重低音は好きではありません。音は濁るし、至る所でハウるし。でも、この劇場のウーファーはそんな心配は全然関係ありませんでした! 音響調整卓を備え、ガールズ&パンツァー音響チームが直接調整したというその「音」は、まさに「極上爆音」でした! もう一回、いや、もう数回は見たくなるレベルです。これぞ「映画館で見た!」と気持ちよくなれる音でした。
 戦車ごとに違う発射音、走行音、エンジン音。驚くほどにこだわった着弾音。大興奮です。
 とまあぁ、ここまで音にこだわってきましたが、映像もすごかったです。
 3D CGであそこまで重量感を感じさせることが出来るんだ! と度肝を抜く動き。演出。(ガルパンの本放送もそうでしたが)オープニングの出来は、これも総毛立つほどでした。戦車の動きは、実に細かいところまでこだわっているのに、生徒が乗る貸し切りバスの動きがあまりにもショボくて笑いが止まりませんでした。
 アニメ映画で2時間という長尺モノですが、その実1時間半ぐらい、ずーっと戦車戦という構成。なのに、全然飽きない。ぐいぐい引き込まれました(途中の静かなシーンで、いびきかいて寝てるオッサンいたけど)。
 シナリオ的にも、戦車の動きとしても、おいおい、それはねーよ! と突っ込みたいところをぶっ飛ばし続ける勢い。良い映画です。
 平日の遅い回でしたが、ほぼ満席。近所のシネコンで見る「ほぼ貸し切り」とは訳が違う臨場感を大勢で味わえて幸せです。近いうちに、もう一度見に行きたいと思いました。

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